目次

[1]全体的な力をつけることから始まった
[2]個々の成長を実感も守備のミスで春の大会で敗れる
[3]代表、サポートメンバーが1つになる

 スポーツが盛んな市立桜宮[/team]。主なOBとしては、矢野 燿大氏(阪神タイガースコーチ)。また八戸学院光星の仲井 宗基監督も桜宮の出身である。この夏、快進撃を続け、公立校として唯一のベスト4に入った桜宮の選手たち8名に、この夏を振り返ってもらった。

<メンバー>
松井 満沙樹:主将
出口 翔一朗:捕手
前田 駿:副主将
津田 和樹:3年生サポートメンバーのまとめ役
田辺 行成:三塁ランナーコーチャー
大倉 竜馬:応援団長
松浦 尚矢:データ班
津本 真耶さん:マネージャー

全体的な力をつけることから始まった

松井 満沙樹(市立桜宮高等学校)

――まず新チームスタートした時の状況を振り返っていただければと思います。

松井:うちは伝統的に部員が多くて、僕らの学年は一学年60人もいます。それを強みにするためにしっかりとチームを団結する必要がありました。意思疎通がとりにくいんです。最初はまとまりがなかったので、僕や副主将が中心となって、ミーティングや話し合いを何回も行って、まとまっていった感じでしたね。

――そうやってチームの団結を深めていった中で、の初戦はの準優勝校の大体大浪商でした。チームとしてはどういう戦いをしようと思いましたか?

松井:相手投手も良かったですし、ミスしたら負けだと思いました。ロースコアで戦おうと思いました。

――結果としては1対3で敗れましたが、この試合で何を学びましたでしょうか。

出口:自分はスタメンではなく、ブルペンでずっと試合を見ていました。その時に感じたのは、コントロールが良ければ通用しますが、相手打線はコントロールミスを逃さない打線でした。コントロールミスをなくすためにはどういう配球をすればいいかを学んだ試合でしたね。

――守備面の課題は分かりました。打撃面についてはどんなことに課題をおいて取り組んでいたのでしょうか?

松井:当時の僕たちは打撃に必要なパワーが根本的に欠けていました。大体大浪商戦の前は相手エースの西田 光汰君対策として、マシンを早めに設定して打撃練習をしたのですが、それでも打てなかったです。バットを強く振って速い球を打つ力がなかったことを感じたので、まず基礎体力の向上として、腹筋、背筋のトレーニングを重ねて、スイング量を増やしていきました。