Column

愛媛県立野村高等学校(愛媛)

2016.07.09


愛媛県立野村高等学校

校歌を今年は1回でも多く歌う  

 愛媛県立野村高等学校は、愛媛県西予市野村町阿下にある高等学校。野球部は3年生8人、2年生4人、1年生9人、マネージャー3人の計24人で活動しています。今年のチームのウリは「タイプの違う6人の投手・どこからでもチャンスを作れる打線・足を活かした攻撃」の3つです。そして、チームのキーマン選手は、篠藤 達矢選手。1番バッターとして、出塁率が高く、初回に出塁すれば高確率で得点できるのが魅力の1つです。

 普段の練習状況は、市営の球場を借りながら17時から21時半まで日々練習に励んでいます。また、野村が冬の練習として取り入れている「打ち込み」という練習により球に負けない強いスイングを身に付け長打力アップ磨いてきました。その甲斐あって春の大会では1試合に2本の本塁打を打ち、冬の成果を証明しました。
野村野球部を支える主将の松本 貴一朗選手に新チームがスタートしてから最も思い出深いエピソードを伺うと、「春の大会のサヨナラ負けから、アウト1つを全力で取るようになりました」と一球の重みの大切さを深く噛みしめていました。

 夏に活躍を期待している選手について松本 貴一朗選手は、「福岡 瑠稀選手です。2年生ながら、昨年の夏も経験していてショートの好守備とチャンスでの一打に期待しています」と期待を寄せていました。夏に向けての抱負については、「昨年の初戦敗退で1回も歌うことの出来なかった校歌を今年は1回でも多く歌いたいです」と夏に向けて力強く語ってくれました。

このページのトップへ

[page_break:悔いの残らないベストプレーをする夏にする!]

悔いの残らないベストプレーをする夏にする!

篠藤達矢・松本貴一朗・鈴木勇気(愛媛県立野村高等学校)

 ここからは野村の副主将を務める鈴木 勇気選手と、篠藤 達矢選手にお話を伺いました!

Q. 夏の大会目前ですね!大会では自分のどんなところに注目してほしいですか?

鈴木 勇気(以下「鈴木」):全球全力投球です! 
篠藤 達矢(以下「篠藤」):フルスイングに注目してください。

Q.全力プレーを楽しみにしています!お2人は、引退までに対戦したい高校はありますか?

鈴木:春の地区大会でサヨナラ負けしたリベンジをしたいので八幡浜と対戦したいです。
篠藤:糸川 亮太選手と対戦をしてみたいので川之江ですね。

練習風景(愛媛県立野村高等学校)

Q. この夏勝ち進んで、その対戦を叶えてくださいね!ところで、お2人は高校野球のどんなところが好きですか?

鈴木:全力プレーのところです!
篠藤:全員での全力プレー!

Q. 全力プレーこそ高校野球の魅力ですね。最後に、今年の夏はどんな夏にしたいですか?

鈴木:落ち着いて自分たちの野球をして、悔いの残らない夏にしたいです!
篠藤:悔いの残らないベストプレーをする夏にします。

 鈴木 勇気選手、篠藤 達矢選手ありがとうございました!最後の夏を思いっきり楽しんでください!

このページのトップへ

[page_break:点の取り合いを制していけるチーム]

点の取り合いを制していけるチーム

長瀧 剛監督に質問!

練習風景(愛媛県立野村高等学校)

Q. 夏に向けてどんなチームに作り上げてきましたでしょうか。このチームの強みを教えてください。

 経験値も実力も低く私が監督に就任して以来、最弱のチームです。新チームがスタートしたときの目標は「コールド負けしない」でした。なかなか勝つことが出来ず13連敗した試合の中で、普通に戦ったのでは勝つことは出来ないと思い、練習の大半を点を取るための時間に充てました。守備のミスは目をつぶり、点の取り合いを制していけるチームを作り上げてきました。チームの強みはありません。強いて挙げるなら、自分たちが下手くそであることを理解していることです。

Q. 最後に、夏に燃えるチームへ向けてメッセージをお願いします!

 一緒に甲子園に行こう!

 長瀧 剛監督、そして野村高校野球部の皆様ありがとうございました!夏の活躍を楽しみにしております!


今年も大好評!
【僕らの熱い夏2016 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!

このページのトップへ

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.04.17

仙台育英に”強気の”完投勝利したサウスポーに強力ライバル現る! 「心の緩みがあった」秋の悔しさでチーム内競争激化!【野球部訪問・東陵編②】

2024.04.17

昨秋は仙台育英に勝利も県4強止まり「サイン以上のことをやる野球」を極め甲子園目指す【野球部訪問・東陵編①】

2024.04.18

【神奈川】保土ヶ谷球場では慶應義塾、横浜が登場!東海大相模は桐蔭学園と対戦!<春季県大会4回戦組み合わせ>

2024.04.17

「慶應のやり方がいいとかじゃなく、野球界の今までの常識を疑ってかかってほしい」——元慶應高監督・上田誠さん【新連載『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.1】

2024.04.17

青森大にソフトバンク2選手の弟、青森山田の4番打者、横浜創学館大型外野手らが加入!

2024.04.14

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.12

東大野球部の新入生に甲子園ベスト4左腕! 早実出身内野手は司法試験予備試験合格の秀才!

2024.04.15

四国IL・愛媛の羽野紀希が157キロを記録! 昨年は指名漏れを味わった右腕が急成長!

2024.04.12

【九州】エナジックは明豊と、春日は佐賀北と対戦<春季地区大会組み合わせ>

2024.04.17

仙台育英に”強気の”完投勝利したサウスポーに強力ライバル現る! 「心の緩みがあった」秋の悔しさでチーム内競争激化!【野球部訪問・東陵編②】

2024.04.09

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.05

早稲田大にU-18日本代表3名が加入! 仙台育英、日大三、山梨学院、早大学院の主力や元プロの子息も!

2024.04.14

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.02

【東京】日大三、堀越がコールド発進、駒大高はサヨナラ勝ち<春季都大会>

2024.03.23

【春季東京大会】予選突破48校が出そろう! 都大会初戦で國學院久我山と共栄学園など好カード