徳島県立徳島北高等学校(徳島)
徳島県立徳島北高等学校
悔いも含め良い3年間だったと思える試合をしたい
徳島県立徳島北高等学校は徳島県徳島市応神町吉成にある学校。野球部は2009年に甲子園出場経験があります。現在の野球部は3年生11人、2年生14人、1年生15人の計40人。放課後は校庭のグラウンドで、他の部活と共有しながら日々練習に励んでいます。特に80メートル走15秒以内を3セットやる練習メニューは、夏の大会に向けてチームを大きく成長させた自慢の練習。新チーム結成時には、徳島北野球部初代主将のOBの方がグラウンドに訪れ、そこから本格的なウエイトトレーニングが始まりました。
そんな徳島北のウリは、「明るく元気な声・積極的な走塁・テンポの良い守備」の3つ。今年の夏は、チャンスの場面に強い近藤 裕佑選手、長打力がウリの前田 将吾選手、そしてテンポの良いピッチングをする前田 大成選手を軸に大会に挑みます。また、ベンチにいるだけでチームの雰囲気をガラリと変えてくれる松本 光太朗選手のガッツ溢れるプレーにも、チームからの期待が高まります。
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主将を務める稲井 雄治選手に春の大会を振り返っていただくと、「冬の練習を乗り越えて迎えた春の大会は、チーム全体のスイングスピードは上がったが、ここ一番での守備と打撃で結果を出すことができず、メンタル面の課題が明らかになりました」と夏までの課題を明らかにし、夏の大会について「3年間の集大成なので、悔いの残らない試合をしたいが、どんなチームもいつかは負けると思うので、その時のために悔いも含め良い3年間だったと思える試合をしたいです!」と、稲井主将は力強く語ってくれました。
昨夏を超える夏にしたい
徳島県立徳島北高等学校
ここからは徳島北の副主将・近藤 裕佑選手と、3年生捕手の前田 将吾選手にお話を伺いました!
Q. 夏の大会目前ですね!大会では自分のどんなところに注目してほしいですか?
近藤 裕佑(以下「近藤」):ワクワクしているときの自分を見てほしいです。
前田 将吾(以下「前田」):フルスイングでチームを勢いづけるところに注目してほしい!
Q.全力プレーを楽しみにしています!引退までに対戦したい高校はありますか?
近藤:鳴門と対戦したいです。理由は県内では一番強い高校だけどまだ対戦したことがなく、良い投手も多いからです。
前田:僕も同じです。徳島県で絶対王者と呼ばれる鳴門に、自分たちの力がどこまで通用するのかを試したい。
徳島県立徳島北高等学校
Q. この夏勝ち進んで、その対戦を叶えてくださいね!ところで、お2人は高校野球のどんなところが好きですか?
近藤:チーム全員が一致団結して相手に勝負を挑むところが高校野球の好きなところです。
前田:チームで統一した1つの目標に向けて、全員で頑張るところが好きですね。
Q. 高校野球ならではの魅力ですね。最後に、今年の夏はどんな夏にしたいですか?
近藤:一球入魂!全力でプレーし、昨夏のベスト4という結果を超える夏にしたい!
前田:一戦一戦に後悔が残らないように楽しんで、熱い試合をして1日でも長い夏にします!
近藤 裕佑選手、前田 将吾選手ありがとうございました!最後の夏を思いっきり楽しんでください!
真面目な人間が開き直ることができた時は強い
■住吉 圭吾監督に質問!
徳島県立徳島北高等学校
Q. 夏に向けてどんなチームに作り上げてきましたでしょうか。このチームの強みを教えてください。
旧チームのレギュラーが2人残ったものの、1からスタートの状態で新チームが始まりました。3年生は人間的にも真面目でお人良しのところがあり、勝負弱い面が随所に見られ、勝負所で引いてしまうというメンタル面の課題が多くありました。しかしながら徐々にチーム全体で雰囲気を下げずに戦う術を身に付けつつあり、バランスのとれたチームに仕上がりつつあります。
Q. 最後に、夏に燃えるチームへ向けてメッセージをお願いします!
真面目な人間が開き直ることができた時は強い。3年生は最後の夏、チーム力は確実に上がっているので、その自分の力を信じてやりきってもらいたいです。1、2年生はその背景を目に焼き付けてください。
住吉 圭吾監督、そして徳島北高校野球部の皆様ありがとうございました!夏の活躍を楽しみにしております!
今年も大好評!
【僕らの熱い夏2016 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!