正智深谷高等学校(埼玉)
左から、栁優斗、堀内涼二、立谷優介(正智深谷高等学校)
78人の家族で挑む夏
正智深谷高校はJR深谷駅から徒歩5分という交通のアクセスに恵まれているところに学校があり、野球部のグラウンドは学校とは別のところに専用グラウンドがあります。また、部員は3年生23人、2年生24人、1年生28人、マネージャー3人の合わせて78人のチームです。正智深谷のグラウンドの近所には仙元山という山があり、そこで行われる階段ダッシュが正智深谷の名物練習だそうです。
今年のチームについて、このチームをまとめる堀内 涼二主将は「4点以上取る打線、自滅しない投手陣、守備でミスをしないことがこのチームの持ち味です。この春はどんな投手が来ても打線が良くつながり、点が取れました。しかし、下位打線への無駄な四球や守備の乱れが課題として挙げられました。このチームはエースの柳 優斗と勝負強い打撃が持ち味の立谷 優介がキープレイヤーなので二人を中心に戦っていきたいです」と話してくれました。
またこの夏に対する想いと注目選手について「センスがあり、小技もできる若林 凌太、チーム1の打球の速さ、力強さを誇る山口 圭、力強いストレートを投げる若松 瑞樹の3選手に期待しています。最後の夏は甲子園に出場したいです」と熱く語ってくれました。
熱き副主将たちの夏の抱負
立谷優介選手(正智深谷高等学校)
このチームのキープレイヤーであり、副主将の柳選手と、立谷選手にお話を伺いたいと思います!
Q. まずは柳選手!引退するまでに対戦したい高校はありますか?
柳:前橋育英高校です。関東王者の高校にどこまで自分が通用するか投げてみたいです!
Q.関東王者との対戦ですか!では立谷選手はいかがでしょう?
立谷:甲子園で一番優勝している数が多い大阪桐蔭です。自分たちの実力がどこまで通用するか知りたいので。
Q. お2人とも甲子園での優勝経験がある超名門校との対戦を熱望していると。これは全国の舞台に行きたいですね!ではお2人の注目してほしいところはどこでしょうか?
柳:打者によって変える投球術に注目してください!
立谷:チャンスでプレッシャーに負けないで打てるところです。
栁優斗選手(正智深谷高等学校)
Q. 投打の柱の技に期待ですね。では最後にこの夏の抱負をお願いします!
柳:最後は笑って終われる夏にしたい
立谷:悔いのない夏にしたい!
正智深谷の夏が素晴らしいものになりますように願っています!ありがとうございました!
チームは家族!
■田中 貴晴監督に質問!
選手に指示をする田中貴晴監督(正智深谷高等学校)
Q. 今年のチームはどのように作り上げてきましたか?
チームを「家族」として捉えて一人一人が家族の中でかけがえのない人間になること、他の家族を思いやり、自分を磨くことで家族の役に立てる人間になる。自分のためでなく、チームのため、家族のために頑張る。そんなことを伝えてきました。部員・スタッフ78名が球場のどこにいても家族の一員として誇りと責任感を持って夏の大会を戦える。そんなチームを目指しています。それができればその力が最大の強みです。
Q. チームを家族と捉える…深い言葉ですね。では最後に、夏に燃えるチームへメッセージをお願いします!
3年生は長男として思いやりにあふれた振る舞いを。
2年生は次男として貪欲で責任感のある言動を。
1年生は三男として元気よく。
家族一丸となって目指せ甲子園!正智深谷高校の皆様ありがとうございました。
注目記事
・僕らの熱い夏2016 特設ページ