第22回 高知県立高知海洋高等学校(高知)2016年06月08日

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練習風景(県立高知海洋高等学校)

【目次】
[1]夏はベストメンバーで戦える唯一の大会
[2]一試合一試合が高校生活最後の試合だと思い戦う
[3]野球ができる幸せを噛み締めて戦え

夏はベストメンバーで戦える唯一の大会

 高知県立高知海洋高等学校は、高知県土佐市宇佐町福島にある県立の水産高校です。年間を通じて様々な航海実習が行われ、2年生になると2ヶ月半の遠洋航海実習があり、ハワイ沖でマグロ漁をするのが恒例行事になっています。校庭には野球部専用のグラウンドがあり、放課後は16時から19時半まで、毎日練習に励んでいます。

 シーズンオフはほぼ毎日、下半身強化のために近くの神社の三百数段を走り込むのが名物練習となっており、シーズン中でも雨明けのグラウンド不良の日などはそこでトレーニングをしているそうです。2年生捕手の安部選手は、これまでオーバーフェンスの本塁打が0であったが、今シーズンはすでに2本を放ち、チーム本塁打も秋まで0だったのが、今シーズン4本出ており、練習の成果が出ていると言えます。

 現在の部員数は 3年生3人、2年生6人、1年生4人、全13人で活動。「少ない部員数ですが、みんな仲が良く、毎日頑張って練習に取り組んでいます。」と、主将を務める森澤 登我選手がチームについて紹介してくれました。「例年に比べ、攻撃力があり、長打力もついてきました。1、2年生が多く出るので、これからに期待ができるチームです。」

遠洋航海実習の様子(県立高知海洋高等学校)

 また、チームのキーマンについては、「高橋 太一はチーム1の体重ですが、ベース間を走ると一番速いんです。長打力も一番ですし、冬の航海実習で成長したと思います。山本 涼雅は秋の大会は、遠洋航海実習のため、出場できなかったのですが、自分だけが公式戦での勝利を体験していないということで、(そのときはハワイ沖でマグロの操業をしていた)夏は燃えています。投手として復活してほしいと思っています。また、2年生投手で、この冬の練習で成長したエネルギッシュな選手、江湖 輝とチームのムードメーカーである藤岡 雄もうちのキーマンです。」と、夏の大会での活躍を期待していました。

 「秋季大会の公式戦で初勝利を挙げましたが、その後の2回戦、強豪明徳義塾に0対30という記録的大敗を記してしまいました。春の大会では強豪校に対して、2年生投手の江湖が好投していたのに、守備が乱れ台無しにしてしまいました。しかし、複数の投手が、成長してきたのは収穫です。ヒット数は互角だったが、あと一本が出ずに完封されたので、勝負強さが課題です。」と新チームがスタートしてからを振り返る森澤主将。

 最後の夏はどのような夏にしたいか伺うと、「本校は年間通じて、色々な航海実習があるため、ベストメンバーで戦えるのは夏の選手権しかありません。悔いの残らない試合をして、初戦を突破して勝ち上がっていきたいと思います。」と決意を固めました。

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