第49回 日本とは対象的だったアメリカ野球のオンとオフ 髙橋 左和明監督(九里学園)vol.42019年04月15日

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【目次】
[1]柔軟性は、行動力によって生まれている
[2]アメリカ野球で感じた、野球以外の時間の大切さ

 髙橋 左和明(たかはし・さわあき)監督とのインタビューを通して感じるキーワードの一つに「柔軟性」がある。今回のコラムは、この柔軟な考えを支える、髙橋監督の多様な経験と、行動力にフォーカスしてみたい。行動力の裏にあるのはどんな想いがあるのをを紐解いていく。

これまでの連載
これからの時代どんなスキルが必要なのか?髙橋 左和明監督(九里学園)vol.1
仙台育英時代が髙橋監督にどのような影響を与えたのか!?髙橋 左和明監督(九里学園)vol.2
特別編!選手の為の組織・竹田イズムの真髄  髙橋 左和明監督(九里学園)vol.3

柔軟性は、行動力によって生まれている



木造校舎をバックに映る髙橋 左和明監督(九里学園)

 髙橋監督は、根底にあるのは竹田イズムと話す。つまり高校時代の恩師でもある竹田利秋(たけだ・としあき)元監督が影響が大きいと言う。

 「僕の原点は、竹田先生から教わりましたね。考え続ける。だからこそ、これでいいのか?というのを常に何かあったら疑問に持てるようになりました」

 これは、髙橋監督の言葉である。これまでのコラムでも書いてきた。「考える力」などは、まさに竹田イズムの一つである。

 髙橋監督は、現役時代から365日野球漬けの生活に「これでいいのか?他のやり方もあるのではないか?」と考えていたと言う。恩師から野球技術、メンタルなど野球に必要な多くのことを学んだ、しかし尚も、髙橋監督は、野球の新しい価値観を知りたいという思いが強かった。

 考えて欲しい、甲子園に連続出場をしたチームのキャプテンである。野球界で言うエリートコースを歩もうと思えば歩めたはずである。だが、髙橋監督は新しい考えに惹かれていくことになる。それは、恩師に教わった「考える力」がベースにあることは疑いのないことだ。

 こうして、海の向こうのベースボールでは、野球はどのような捉え方をされているのか、アメリカの部活動の教育はどんなものなのだろうかを知るために、髙橋監督は大学卒業後にアメリカ留学を決めるのである。

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