目次

【目次】
[1]朝食のポイントは「炭水化物(糖質)・たんぱく質・カルシウム」
[2]朝食を一度に摂れない場合は「分けて摂る」を心がけよう
[3]「朝練習」後「おにぎりとプロテイン」の栄養補給で差がつく!

――カルシウムのメニューは太田さんに聞きましょう!

太田:牛乳を飲める選手であれば牛乳を一杯余計に飲むこと。パンだけ取っている選手であれば、そこにハムやチーズを添えてみる。「ちょっとしたところ」に気を遣うとバランスよい食事になるだけでなく、カルシウム強化をすることができます。

――黒崎さん、「乳製品」の話ですとよく「ヨーグルトを摂った方がいい」ということを聞きます。そこに関してはどうですか?

黒崎:ヨーグルトは発酵食品でもあり、お薦めです。腸内環境を整えてくれますし、栄養の吸収もよくなる。ライフスタイルに合わせて朝必ずというわけではなく、夜でもいいので「一日1回は摂ってね」と選手たちには言っています。


  朝食を一度に摂れない場合は「分けて摂る」を心がけよう

宮井 麻実さん(株式会社明治)

――では、9時から授業が始まるとすると理想の食事タイミングはありますか?

黒崎:頭をスッキリさせるための消化を考えると、授業開始の2時間前に摂るのが理想ですが、朝ごはんは食べないよりも食べる方が絶対にいい。ですので、もし家で朝食を多く食べられない人は家で少し食べて、学校に着いてから授業前にもう1回。2回に分けて食べる「朝食」というスタイルでたくさん量を摂ることができます。

――付け加えることはありますか?

太田:実際のところ、朝一番でそんなに量を摂れる選手は少ないと思います。特に冬場に体重を増やしたい選手は多いと思いますが、トータルの摂取量を増やしていくためにも、朝たくさん食べれない選手こそ朝食を分けて摂ることは薦めますね。

――授業前に摂る朝食については、どのようなものがオススメですか?

太田:朝一番で摂れなかった栄養を摂るように心がけると良いと思います。エネルギー源が摂れていない場合はおにぎりは手軽に摂れますね。おにぎりの具材に鮭やジャコやシラスを入れるだけでもエネルギー源にプラスたんぱく質やカルシウムも補給でき、ぐっと栄養価が高まります。授業前だと菓子パンなどに走ってしまう傾向はどうしてもありますが、脂質が多く甘い菓子パンは体脂肪の蓄積にも注意です。「ただたくさん食べればいい」というだけでなく、パンであればアンパン、ジャムパンといった脂質の少ないものをオススメします。

宮井:炭水化物(糖質)補給ということでは、おにぎりもそうですし、100%オレンジジュースや果物を摂るのもいいと思います。ただし忘れてはいけないのは「時間がないから食べられない」ではなく、朝食を食べる時間を作る努力をすることが大切だと思います。勉強も、野球も、プライベートもしなければならないこと、したいことは多いと思いますが、カラダづくりのために、食事時間を作る生活を行うことも工夫次第です。今の朝食レベルがアップするだけでも、確実にカラダは変わると思います。

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