県立吉良高等学校(愛知)
県立吉良高等学校は、愛知県西尾市にある県立の男女共学校。県立学校として初めて保育科を開設した実績を持ちます。現在は生活文化科へと改編されており、児童福祉コースでは赤ちゃんや園児とのふれあい体験授業が設けられていたり、食物、服飾について学べたりと、生活力の基礎となる授業も多く行われています。
野球部は、昨秋は西三河地区予選を勝ち上がり県大会に出場。ベスト16に進出しました。この大会で準優勝した享栄と3回戦で当たり、敗戦。吉良野球部ナインはリベンジを誓っています。そんな悔しさをバネに冬を過ごしてきた吉良野球部の意気込みを伺ってきました。
チーム基本情報を紹介!
■吉良高校の加藤 文一君(学年:2年/役職:主将)にお話を伺いました!
Q. 部員は何人いますか?
1年生が13人、2年生が10人います。
Q. 練習のグラウンド環境を教えてください。
校庭を他部活と共用しています。土日は全面使えるんです。
全面使える日があるのは嬉しいですよね。
今年のチームについて
食トレ動機付けの食事講習会・加藤柊兵(県立吉良高等学校)
Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)を3つ教えてください。
「打撃」「チームワーク」「投手力」の3つです。
Q. オフシーズンの名物練習やキツい練習はありますか?
浜と坂道です。どちらも走ります。
Q. どちらも足腰に良い感じの負荷がかかりますね。キツそうです。そういった練習を乗り越えて、どんな目標を抱いていますか?
夏にはベスト8に入ります!
秋の大会を振り返って
Q. 秋の大会はチームにとって、どんな大会でしたか?
自分達の強さと弱さが分かった大会でした。
Q. 新チームになってから色々なチームと試合をしてきたと思いますが、「もう一度対戦したい!」というチームはありますか?
享栄にはリベンジしたいですね!
Q. チームの中で、秋に活躍した仲間を紹介してください。
亀井 康平と壁谷 友起です。亀井は出塁率が高い1番打者としてチームを引っ張ってくれました。壁谷は、投手としても打者としても頑張ってくれました。
Q. 続いて、チームの中で春以降キーマンとなってくれるであろう選手を教えてください。
重富 涼太と黒野 大二郎の2人です。打撃での活躍を期待しています。
Q. さて、2年生にとっては最後となるオフシーズン。1年生にとっては、初めてのオフシーズンだと思いますが、春に向けてどんな冬にしたいですか?
去年の夏の成績を超えられる力をつけます!
加藤主将、ありがとうございました!
[page_break:指導者が語る!このチームの強み]ここからは、吉良の亀井 康平君、重富 涼太君の副主将2人にお話を伺います!
Q. 高校野球が好きな理由は何ですか?
亀井 康平(以下「亀井」):最後の最後まで、何があるか分からない。そんな高校野球ならではのドラマがあるところです。
重富 涼太(以下「重富」):僕も、最後まで何が起こるか分からないし、みんなが一生懸命やるところですね。みんなが憧れの聖地に向かって頑張るというのも魅力だと思います。
Q. ではこの冬はどんな風に過ごしていますか?
亀井:夏大会で使える体作りをしています。
重富:春夏に向けて、成長の冬にしたいです。
田川誠監督(県立吉良高等学校)
Q. 野球をする上でモットーにしている好きな言葉を教えてください。
亀井:「全力疾走」です。
重富:「一球入魂」です。
Q. では最後に『自分はここまで成長するぞ!』という熱い宣言と夏までの目標をお願いします。
亀井:走塁での積極性と盗塁成功率を上げたいです。
重富:色々な面でみんなから信頼される選手になります!
亀井君、重富君、ありがとうございました!
指導者が語る!このチームの強み
■田川 誠監督に質問!
Q. 今年のチームは、どんなテーマを持って作り上げてきたのでしょうか。
大きく3つテーマを設けました。まずは「集中力」。ゲームで自分の力を発揮するためです。次に、「前から来るボールを打つ」。斜め方向からではなく、投手から投げられる前方から来るボールを観て打つ数を増やしたいです。そして何事もとにかくやってみる、ということで「Just do it」です。
Q. ポイントが明確で選手達も動きやすいですね。最後に、厳しいトレーニングに取り組んでいる選手達へ一言、お願いします!
「何のために」今を過ごしているのか?辛い時こそ、目標を常にみよう!
前を向き、目標を見て進めば乗り越えられそうですね。田川先生、ありがとうございました!