Column

県立刈谷高等学校(愛知)

2016.02.23

 
 愛知県刈谷市にある県立刈谷高等学校は1919年に開校された伝統校。「質実剛健」を旨としており、生徒たちは勉強に部活にと日々向き合っています。
開校間もない大正時代から力を入れているとあり、サッカー部の活躍が有名。高校サッカーファンには、白地のシャツに赤いタスキをかけたような斜めのラインが入った「赤ダスキ」のユニフォームでお馴染みです。

 野球部は1978年、第50回記念選抜高等学校野球大会に出場。私立の名門に強豪公立校が乱立する愛知県内でも実力派として一目置かれる存在です。昨秋の県大会は8強入り。目標としている東海大会、そして甲子園へ向け、全ての面の強化を図っているという刈谷高校野球部に意気込みを伺いました。

チーム基本情報を紹介!

刈谷高校の森本 朱梨さん(学年:2年/役職:マネージャー)にお話を伺いました!

Q. 部員は何人いますか?

 1年生が18人、2年生が19人います。

Q. 練習のグラウンド環境を教えてください。

 レフトが狭いんです。その上、他の部活動と共用なので、ライト、センターが使えないことがしばしばあります。

外野の練習に一工夫必要なんですね。

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[page_break:今年のチームについて]

今年のチームについて

Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)を3つ教えてください。

 集中力があること。小さな勝負さえも大切にすること。そしてなにより、負けず嫌いです。

Q. このオフシーズンのチームとしての目標を教えてください。

 身体、メンタル、打力、守備力、それとさらなる集中力をつけるため鍛えます!

Q. オフシーズンの名物練習はありますか?

 200メートル走です。

Q. 全力で走ると走れちゃうだけにきつい距離ですよね…。そういった練習を乗り越えて、春夏はどんな目標を抱いていますか?

 春はベスト4以上で東海大会出場。そして夏は愛知県ナンバーワンになり甲子園で勝ちます!

秋の大会を振り返って

Q. 秋の大会はチームにとって、どんな大会でしたか?

 強豪校との体格・力の差を見せつけられた大会でした。

Q. 大会をふまえて、この冬強化したいポイントや、やってみたい練習はどんなものですか?

 メンタル強化です!

Q. ではチームの中で、秋に活躍した仲間を紹介してください。

 澁木 優典です。キャプテン・エース・3番バッターと、チームの主軸としてみんなを引っ張り、愛知ベスト8に導いてくれました。

Q. 続いて、チームの中で春以降キーマンとなってくれるであろう選手を教えてください。

 石川 龍法です。秋の大会では4番を打ち、チャンスでの一打はチームの流れを変えてくれました。春もそのバッティングや、この冬鍛え上げている守備力、ピッチングにも期待しています!

Q. チームを引っ張ってくれる存在、期待したいですね。さて、2年生にとっては最後となるオフシーズン。1年生にとっては、初めてのオフシーズンだと思いますが、春に向けてどんな冬にしたいですか?

 こので痛感した、強豪校との体格・力の差を埋めるべく、ウエイトやランメニューを中心とした体作りを、仲間と共に切磋琢磨しながら頑張っていきます!

 森本マネージャー、ありがとうございました!

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[page_break:野球が好きな理由は?]

 ここからは、刈谷野球部の澁木 優典主将にお話を伺います。

左から高木京太郎選手、小松久晃選手(県立刈谷高等学校)

Q. 高校野球が好きな理由は何ですか?

 野球が好きだから、高校野球も好きです。

Q. 高校野球に限らず野球が好きなんですね。ではこの冬はどんな風に過ごしていきたいですか?

 自分との勝負にこだわる冬、ですね。

Q. 野球をする上でモットーにしている好きな言葉を教えてください。

「自律」です。

Q. 最後に『自分はここまで成長するぞ!』と、いう熱い宣言と夏までの目標をお願いします。

体力、技術、精神的にも成長し、勝てるピッチャーになります。そして夏の愛知大会を優勝し、甲子園でも1勝します!

チームの中心として頼もしい宣言ですね。澁木君、ありがとうございました!

指導者が語る!このチームの強み

岡田 泰次監督に質問!

Q. 今年のチームは、どんなテーマを持って作り上げてきたのでしょうか。

 秋の県大会を勝つために、バッテリーを中心とした守備力の強化を目指してきました。この冬は全国に行って勝つために、全ての面の強化を行っています。

Q. 県大会から全国へ。目標も進化していますね。最後に、厳しいトレーニングに取り組んでいる選手達へ、一言お願いします!

 継続は力なり、です。

 岡田先生、ありがとうございました!みっちり鍛えて目標を達成してくださいね!

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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