第58回 乙訓(京都)「マネージャーも含めてチームやで!強豪公立校を支える6人の女子マネ」2018年01月12日

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【目次】
[1]応援も選手と一緒に全力で!
[2]マネージャーも含めてチームやで…。心引き締まる言葉

マネージャーも含めてチームやで…。心引き締まる言葉


ボール磨きも大事な仕事

 乙訓マネージャーの1人、中筋 こころさん(2年)は、中学時代は家庭科部。文化部で過ごした3年間だったが、高校入学を機に、新しい分野への挑戦を決意。 中筋さんの母が京都の府立校でマネージャーを務めており、「もともと野球が好きで、お母さんから当時のことを話してくれて、自然とマネージャーになりたい気持ちになっていました」と、乙訓入学後、野球部のマネージャーとして新たなスタートを切った。

 新たなステップを踏み出した。もちろん、今までは平坦な歩みではなかったし、これからも楽な道のりではないだろう。「仕事でミスをしてしまった時、部員から厳しい言葉をかけられた時は、挫折しそうになったこともある」と振り返る中筋さん。それでも、やり続けてきた。

 つらいこともある毎日だが、入部当初に同級生の部員からかけられた「ある言葉」が、中筋さんにとって、今でも励みになっている。『マネージャーも含めてチームやで』…。こう言われたのだ。「この言葉を思い出す度、心が引き締まりますね」と中筋さんは言う。言葉といえば、部員からの「ありがとう」の言葉も、日々の励みだ。何気ない一言でも、人を動かす力になるのだ。

 チームをより改善に導くため、部員や、マネージャー同士での意見交換も日常となり、「自分の考えや意見を明確に言えるようになった」と自分自身の変化を振り返る。「マネージャーになっていなかったら、自分の意見が言えず、弱い自分のままだったと思います」と想像する中筋さん。今では多くの選手に頼られ、選手のユニフォームのほつれなどを直すことも。「中学の時に家庭部だったので、裁縫ができるんですよね。今になって、家庭部でやってきたことが生きています」と胸を張る。

 マネージャーはどんな存在か―そう問うと、「お母さんのような存在」だという答えが返ってきた。「常にチームのことを考えて、部員一人一人に寄り添えるマネージャーになりたい」…。残り1年間の高校野球生活、彼女はそのような存在になれるだろう。

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