目次

[1]5位:春季東京都大会準々決勝 関東一vs早稲田実業
[2]4位:春季東京都大会3回戦 青山学院vs大森学園 / 3位:秋季東京都大会決勝 関東一vs二松学舎大附
[3]2位:秋季東京都大会2回戦 二松学舎大附vs早稲田実業 / 1位:第97回西東京大会決勝 早稲田実業vs東海大菅生

 秋季都大会関東一が優勝して、今年の東京の高校野球の公式戦は終わった。怪物1年生・清宮 幸太郎早稲田実業関連コラム)の登場で全国的な注目を集め、清宮とともにU18日本代表の中心メンバーになったオコエ 瑠偉関東一・2015年インタビュー【前編】 【後編】)、勝俣 翔貴東海大菅生2015年インタビュー)らの活躍もあり例年以上に盛り上がった。その成果として、夏の甲子園大会では、関東一早稲田実業が揃ってベスト4に進出した。

 しかし新チーム結成時からこの両チームをウォッチしてきた筆者としては、この快挙はかなり驚きだった。同時に高校生の持つ成長の可能性を改めて感じた。名勝負を通して、東京の高校野球のこの1年を振り返る。

5位:春季東京都大会準々決勝 関東一vs早稲田実業(7回コールド)

加藤 雅樹(早稲田実業)
2015年春季東京都大会準々決勝・関東一戦にて

清宮が高校初本塁打、加藤のアベック弾、オコエの3盗塁

 両チームの四死球が20、乱戦の7回コールド。ベストゲームに挙げるのは少々気が引けるが、これほど役者が揃い、今年の東京の高校野球を象徴する試合は他にない。

 注目の1年生・清宮 幸太郎が神宮の杜に初登場して注目されたこの試合。5対1で関東一がリードした5回表、清宮の高校初本塁打となる3ランで、早稲田実業が1点差に迫った。

 その裏関東一は8点を入れて突き放すと、6回表には4番の加藤 雅樹が清宮とのアベック弾となる3ランで追い上げる。しかし関東一オコエ 瑠偉が3個の盗塁を決め、4番で主将の伊藤 雅人が猛打賞の活躍をするなど、早稲田実業を圧倒した。

 この試合2回1/3で6失点を喫した早稲田実業松本 皓は、制球に磨きをかけ、夏の大会で活躍する。両チームに不安が残る乱戦であったが、ともに夏の甲子園でベスト4に進出する原点になった試合であった。(試合レポート

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