第20回 【侍ジャパンU-18代表コラム】清宮幸太郎 世界一の先にある「世界一」への礎2015年09月05日

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【目次】
[1]日本野球界の至宝、3年ぶり「世界」に立つ
[2]「世界の同世代」と比較される4番の重圧
[3]重圧を受け入れ「世界一」のその先へ

「世界の同世代」と比較される4番の重圧

清宮 幸太郎(早稲田実業)

 大会前に残したインパクト。それと比較すれば今大会ここまで23打数5安打、打率.217の成績は「打席内で集中できていない感じですね。余計なことを考えてしまうというか、スッと集中できる時とできない時があって、舞洲ベースボールスタジアムで戦った6試合はそうだったかもしれないです」と振り返る本人はもちろん、我々も物足りない結果である。

 あえて言おう。世界に目を向ければ、清宮と同世代で活躍している選手も数多くいる。今大会からピックアップすればブラジル代表の1番を打つガブリエル・マシエル。すでにMLBシアトル・マリナーズとマイナー契約を結んでいる外野手は、8月28日(金)の日本戦では平沢 大河仙台育英<宮城>3年)が放った左中間への打球をダイビングキャッチするなど、守備はすでにプロと伍してもそん色ない。

 そして打撃面でもメキシコ戦で5打数4安打を記録するなど、ここまで32打数10安打、打率.312の活躍。173センチ75キロと体格的には日本人とは変わらないにもかかわらず、木製バットから広角に長打を放つマシエルに代表されるように、サッカー界で次々と10台の選手が欧州のトップリーグで活躍するのと同じく、野球界でも若年化は確実に進んでいる。

「侍ジャパンU-18代表」の4番はチームを代表する存在であることはもちろん、世界の名だたる同年代打者とも比較されるということ。一般人には想像を絶する重圧にもさらされながら、清宮は日々を戦っている。

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プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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