目次

[1]今しかできないことを頑張って欲しい
[2]リリースと体重移動が一致し球速アップ

 東京大学出身の宮台 康平投手(湘南出身)の戦力外が決まった。湘南高時代は、2年冬に神奈川選抜でスリランカ遠征を経験し、3年春に県大会ベスト8に進出。東大入学後は大学通算6勝を挙げ、150キロを記録する速球派左腕として大学日本代表入りも果たすなど活躍。同大学として6人目のプロ野球選手となった。

 戦力外通告の一報を受けて大学時代の恩師である浜田 一志氏は、宮台投手と会って今後の話をしたと言い、トライアウトに向けて気持ちを新たにする教え子へエールを送った。

今しかできないことを頑張って欲しい



大学時代の宮台 康平

 「野球への火はまだ消えていない様子で、トライアウトに向けての強い気持ちを感じました。迷って決められないなら色んな人を紹介するよと言うと、大丈夫ですときっぱりと言ったので、基本的に私は聞き役でアドバイスすることもありませんでした」

 宮台投手は7日に行われるトライアウトに向けて、まずは支配下で野球を続ける道を模索するという。野球がダメだった時のことは今は全く考えておらず、浜田氏も「今しかできないことなので、とにかく頑張って欲しい」と熱いエールを送る。

 今シーズンはファームで14試合・39イニング2/3に登板も、0勝4敗、防御率7.71と奮わず、日本ハム在籍3年間でも1軍登板は僅か1試合に止まった。浜田氏は、宮台投手が登板した日の投球は普段から映像でもチェックしており、今シーズンは投球フォームからも迷いが感じられたという。

 「昨年は大学時代のようなしなやかさが戻ってきたように感じましたが、体の回転に迷いがあるように感じました。フォームを試行錯誤しているのだと思います」

 浜田氏は東京大監督時代、全国の高校を精力的に回り受験テクニックを伝授しつつ東京大野球部を紹介。その中で入部見込み選手のリストを作成するなどチーム強化に努め、2013年春から7年間14季にわたって監督を務めた。宮台投手が中心選手となった2016年には年間4勝、2017年秋の法政大戦では15年ぶりの勝ち点を挙げるなど実績を残した。

 入部見込み選手のリストには、湘南高に通っていた宮台投手の名前も載っており、合格発表が行われた日にはすぐに入部届を持って学校を訪問したと思い出を語る。

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