第61回 「とにかくプロに行きたい」阪神の正捕手に定着した梅野隆太郎の進学秘話【前編】2019年05月14日

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【目次】
[1]第一印象は小さい!でもプレーは本当に凄かった
[2]あくまで甲子園を目指す中にプロ野球の夢もある

 阪神タイガーズの正捕手に定着し、攻守にわたって活躍を見せている梅野 隆太郎選手。昨年は、自身キャリアハイの成績を残し、球団としては2010年の城島健司選手以来となる、捕手部門のゴールデングラブ賞も受賞した。

 そんな梅野選手の活躍の礎として、高校時代があることは間違いない。今回は、福岡工大城東時代の恩師・杉山繁俊監督(現東海大福岡)の言葉から、そのルーツを探る。

第一印象は小さい!でもプレーは本当に凄かった



福岡大時代の梅野隆太郎選手(右から4人目)

 「小さい!」
 これが梅野を最初に見た時の印象でした。

 梅野は中学時代、那珂川シャークスというチームに所属してましたが、いい捕手がいるという情報が入ったので、那珂川シャークスの監督さんにお願いしてグランドまで練習を見に行きました。

 体はあまり大きくないと聞いていたのですが、グランドに着いて実際に梅野の姿を見ると本当に小柄な選手で、監督さんの前でも思わず「小さいですね」と言ってしまったくらいです。

 それでも那珂川シャークスの監督さんは、他からもたくさん声が掛かってるから、まぁ見てやってくださいよと。
 どうだろうな思って見てましたが、いざ練習が始まると驚きました。

 いきなりバッティング練習が始まったのですが、それは力強い打球で球足も速い。スイングの速さも群を抜いていて、キャッチャーとしての動きも悪くなく、遠投も100メートルくらいは平気で投げる。

 思っていた以上に凄い選手だなと思い、
 その場で「最初小さいと言ってしまいましたが、是非うちにチャンスがありましたら」と監督にお願いしました。

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梅野 隆太郎(福岡工大城東) 【選手名鑑】
福岡工大城東 【高校別データ】

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