第30回 興南(沖縄)編「沖縄野球を変えた興南のつながり!」2015年08月29日

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【目次】
[1]我喜屋 優監督の就任で大きく変わった興南
[2]2010年以降の卒業生

 2010年に連覇を果たし、さらにはこの夏、選手権ベスト8入りを果たすなど全国クラスの実績を残す興南。今回は興南のつながりについて紹介していきたい。

我喜屋優監督の就任で大きく変わった興南

高校時代の島袋 洋奨選手

 現在の沖縄野球に光を当てた存在として知られる興南。その活躍の中で、もっとも印象的なのは2010年の甲子園連覇であるが、その歴史は深いものであった。

 興南が初めて甲子園に出場したのは1966年の第48回大会。当時は沖縄県が本土返還前の時代で、パスポートを持って甲子園に乗り込んだ。この時は1回戦負けを喫したが、2度目の出場となった1968年の第50回大会で沖縄県勢初のベスト4に輝き、興南旋風を巻き起こした。
そして、当時選手として出場していた我喜屋 優主将が、母校興南に監督として帰ってきたのが2007年。そこから興南の快進撃が始まり、2010年に沖縄県の悲願である優勝を、小さな大エース島袋 洋奨の活躍で成し遂げた。

大城 滉二選手(立教大)

 興南といえば、その投手力に定評があり、島袋を始め、一つ上の学年には最速149キロ右腕の石川 清太が、そして、今年の甲子園を沸かせた2年生エースの比屋根 雅也もいる。
その投手力の源は、沖縄の風土を理解した上でのトレーニングにあるようで、2007年から選手たちを指導する我喜屋監督の力も大きい。

 そんな興南の過去の戦いを振り返ってみると、春の甲子園は4回、夏の甲子園は10回の出場を果たしている。優勝経験はいずれも2010年の一回ずつ、そして夏の甲子園出場はここ10年で4回と、近年力をつけ始めてきたことがわかる。

 2010年に連覇、その年の秋季県大会も制覇し黄金時代を迎えた興南であったが、その後は徐々に低迷。しかし今年5年ぶりの甲子園出場を果たし、興南の復活がささやかれている。選抜は2010年以降出場がないため、エース比屋根が最高学年となる来年の春に久しぶりの選抜出場を果たし、盤石な興南時代を築いていきたいところである。

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