智辯和歌山(和歌山)編「近年、OBの活躍が目覚ましい智辯和歌山のつながり!!」
左から智辯和歌山時代の西川 遥輝選手(現北海道日本ハム)、道端 俊輔選手(現早稲田大)
今回は甲子園ファンを驚愕させる強打を見せてきた智辯和歌山のつながりについて調べてみた。
記録的な強打を見せてきた智辯和歌山も続々とプロで活躍する選手が登場
現在、全国10位となる夏の甲子園35勝、春の甲子園では18位となる21勝を挙げている智辯和歌山。初出場が1985年と考えると、30年でこれほどの勝ち星を挙げているのはまさに驚異的である。その智辯和歌山を育て上げたのが、高嶋 仁監督である。智辯学園から1980年に監督に赴任。当時は同好会のような野球部であったが、5年で甲子園に出場。しばらくはなかなか勝てなかったが、1993年夏の選手権でベスト16入りしてから軌道に乗り始め、1994年の選抜で初優勝を果たす。
そこから全国トップクラスの強豪校として、1997年夏、2000年夏に甲子園優勝、2000年春、2002年夏に準優勝を果たすなど、黄金時代を迎えた。
智辯和歌山のウリといえば、強打。2000年夏は、なんと6試合で100安打、11本塁打、157塁打、打率4割1分3厘と、それぞれの大会最多・最高チーム記録を塗り替える打撃を見せた。
OBでは、西川 遥輝選手(北海道日本ハム)が2014年の盗塁王、そして2013年に66試合に登板し大ブレイクを果たした岡田 俊哉選手(中日ドラゴンズ)など、プロ野球でも活躍を始めている近年の智辯和歌山の卒業生を紹介したい。
近年の卒業生たちの進路
■2007年卒
・橋本 良平(阪神-元パナソニック)
・松隈 利道(東海大-元日本通運)
■2009年卒
・坂口 真規(読売ジャイアンツ)
■2010年卒
・岡田 俊哉(中日ドラゴンズ)
■2011年卒
・西川 遥輝 (北海道日本ハムファイターズ)
■2012年卒
・青木 勇人(法政大)
・道端 俊輔(早稲田大)
■2013年卒
・川崎 晃佑(慶應義塾大)
・蔭地野 正起(ニチダイ)
・嶌 直広(法政大)
■2015年卒
・東妻 勇輔(日本体育大)
・長 壱成(駒澤大)
・智辯和歌山片山 翔太(関西学院大)
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■智弁和歌山高等学校【前編】(2010年07月29日公開)
■智弁和歌山高等学校【後編】 (2010年07月29日公開)