目次

[1]成徳大深谷のこれまでのあゆみを振り返る!
[2]座談会メンバーを紹介!
[3]失敗から多くのことを学んだ17人の苦悩

失敗から多くのことを学んだ17人の苦悩

――これまでの野球部での活動を振り返って、どんなことを思いますか?

高橋 滉斗主将(東京成徳大深谷高等学校)

落合 今までを振り返ると、とにかく夏休みが辛かったです。新チームになってからは、自分たち3年生17人だけだったので、何をやっても上手くいかない時期でした。

高橋 毎日同じことを繰り返して。ご飯食べて、練習行って、帰ってきて風呂入って、朝起きて……精神的に本当に辛かった思い出です。夏がきつかったのは、みんな体力面というよりかは精神面ででしたね。

二宮 17人しかいないから、何も上手く進まないんですよ。しかも怒られることが練習内容じゃなくて、片付けとか練習以前のことを毎日のように指摘されていたんです。

河田 普通にやればできることができなかったなあ。今思えば『何でこんなことに気づかないの!?』ってことが多々ありましたね。逃げの行動に出まくっていました。現実逃避しまくっていたんですよね、僕ら。でも、あの頃の経験が大きかったと今なら思えます。

一同 うん!

吉田 あと、ユニフォームの事件!試合の前日にミーティングをやらずに解散したことがあったんです。試合で、どのユニフォームを着るのか確認しなくて。自分が、『公式戦のユニフォームじゃないもので大丈夫』って連絡を回したんです。

高橋 そしたら、次の日監督さんたちが公式戦用のユニフォームを着てきて。『やばい!どうする、どうする!?』ってなったよね。結局、監督さんたちは練習試合用のユニフォームを持ってきていて。

――確認していないことを見越されていての監督さんの行動だったんですね。

落合 そこから、ちゃんと確認することをするようになったんですよ、遅かったんですけど。たくさんの失敗から僕ら学んできましたね。

 選手たちが語るように、辛い事も多々あった中でも、常に前を向き何事にもプラスに捉えてきた。前編では、これまでのあゆみについて動画や選手の話を中心に振り返ってきた。後編では、引退してからの彼らの本音について紹介する。

(取材・構成=佐藤 友美)

僕らの熱い夏 2015

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