県立長岡高等学校(新潟)
新潟県長岡市にある県立長岡高等学校は、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定される県内有数の進学校。140年を超える伝統を持ち、古くは連合艦隊司令長官の山本 五十六など多くの軍人、政治家が卒業し、日本の礎を築きました。現在ではキャスターの櫻井 よしこ氏、漫画家の和月 伸宏さんなど、卒業生は多方面で活躍しています。
また、長く受け継がれている「学校体操」なるものがあり、体育の準備運動などに使われているそう。OB・OGの方には、掛け声がかかると身体が動いてしまう人もいるのでは?
野球部は戦後2回、戦前4回(うち、1回は中止)と過去に夏の甲子園出場経験もあり、まさに文武両道を体現する部活道の一つです。新潟県ということで、冬になれば積雪が多く思うように練習ができませんが、7度目の甲子園出場を目指し野球と勉強に励む日々!
そんな長岡高校野球部を、まずは主将の井上 竜吾君に紹介していただきましょう!
チーム基本情報を紹介!
■ 長岡の井上 竜吾君(学年:3年/役職:主将)にお話を伺いました!
Q. 部員は何人いますか?
1年生が13人、2年生が14人、3年生が13人の合計40人です!
Q. 平日の練習時間は何時から何時までですか?
16時から19時までです!
Q. 練習のグラウンド環境を教えてください。
野球部専用グラウンドがあります!
今年のチームについて
試合前整列(県立長岡高等学校)
Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)を3つ教えてください。
「スター選手がいないからこその野球」「全国のレベルを肌で感じている」「野球とは直接関係のないところを大事にしている」の3つです!
Q. 3つすべて特徴的ですね!夏へ向けてどんなことを課題において取り組んでいますか?
試合や練習の中で、違和感のあるプレーを無くしていくことを課題に取り組んでいます。
Q. 1つずつ確認することで無駄なプレーが無くなりますね!では、春季大会を振り返って課題は見つかりましたか?
春はみんな自分のバッティングができていませんでした。そこを修正して、1人1人がチャンスで1本打てる選手になることが今の課題です!
Q. 打撃面での改善が鍵ですね!他の強豪校に勝利するために、重点的に取り組んでいる練習はありますか?
試合の流れを読み進めていくということに、重点を置いています。
Q. 流れを読めるということは洞察力に優れている!素晴らしいですね!続いて、夏を迎えるにあたって、どのような気持ちで練習していますか?
この1ヶ月間が勝負になるので、1分1秒も無駄にしないという気持ちで練習しています!
Q. 残された時間を最大限使って、夏を迎えてください!では、そんな長岡高校のキーマンを教えて下さい。
丸山 耀、大野 優和の2名です。
丸山は、シーズン開幕直前に右打者から左打者に転向し、元々早かった足がさらに生きています。また、右で打っていた時以上に長打力がアップしました。
大野に関しては、長打力のある頼れる4番打者です!
ありがとうございました!
試合中の様子(県立長岡高等学校)
Q. 高校野球のどんなところが好きですか?
大塚 隆史(以下「大塚」):何が起こるかわからないところが好きです!
片桐 惇(以下「片桐」):選手の精一杯のプレーで見ている人の心を動かすことが出来るところです。
Q. 一番好きな練習は何ですか?
大塚:フリーバッティングです!
片桐:同じくフリーバッティングですね!
Q. 打撃が課題ということでしたが、しっかり取り組めていますね!では、キツいと感じる練習はなんですか?
大塚:個人ノックです。
片桐:早ティーはキツいと思います。
Q. 繰り返し行うことで、いつのまにか当たり前にできるようになりますよ!頑張ってください!さて、引退までにこの高校と対戦してみたいという高校はありますか?
大塚:日大三です。技術はもちろん、設備や人間性など、多くの面で長けていると聞いたからです!
片桐:同じく、日大三です。全国制覇(試合レポート)した時の代と、その次の代のキャプテンと監督の話が印象に残っていて、ぜひ1度対戦してみたいと思いました!
Q. では、 一番好きな応援歌は何ですか?
大塚:特にはありません。
片桐:千綿ヒデノリの「カサブタ」です。
Q. それでは最後に、野球をする上でモットーにしている、好きな言葉を教えてください!
大塚:「水は方円の器に随う」
片桐:「常在戦場」
ありがとうございます!
指導者が語る!このチームの強み
■渡邉 允貴副部長に質問!
Q. 新チームが始まってから、どのようにチームを作り上げてきたのでしょうか?
負けないチーム。そのために負ける要素をなくしてきました。また、夏に向けて、自分たちの勝ちをつかみ取るチームを目指しています。
チームの強みは、練習時間の短さをカバーするため、日常生活や勉強も野球に繋がると捉え、実践しているところです。
違和感のあるプレーをなくすことが課題と井上主将に伺いました。日常生活でもそれを実践しているのですね!お話をお聞かせいただきありがとうございました!