東京学館新潟高等学校(新潟)
新潟県新潟市にある東京学館新潟高校はスポーツが盛んな学校で、卒業生にはプロサッカー選手や陸上選手、バスケットボール選手、バレーボール選手、柔道家、プロレスラーとさまざまな競技のプロ選手を輩出しています!また、芸術方面では人気ラップユニットHilcrhymeのMC、TOCさんも卒業生です。
夏の大会に向けて日々練習に励む野球部は、冬の期間中に全員で「8万本のスイングをしよう」と決めて取り組み「1人では絶対に出来なかった」と、仲間の大切さを改めて感じたそうです。そんな固い絆で結ばれたチームについて猪股 嵩海主将に紹介していただきます!
チーム基本情報を紹介!
■ 東京学館新潟高校の猪股 嵩海君(学年:3年/役職:主将)にお話をうかがいました!
Q. 現在、部員は何人いますか?
1年生が18人、2年生が20人、3年生が11人の合計49人です!
Q. 平日の練習時間は何時から何時までですか?
16時10分から20時までです!
Q. 4時間弱!たっぷり練習するんですね。練習のグラウンド環境を教えてください。
校舎前のグラウンド練習では十分なスペースが使えますし、ナイター設備も充実しています。雨でもビニールハウス内でピッチング、バッティングができます!
これは豪華ですね!
今年のチームについて
猪股 嵩海主将(東京学館新潟高等学校)
Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)を3つ教えてください。
「下位打線でも得点出来る攻撃陣」「個性豊かな選手達」そして「右の3投手」の3つです!
Q. 「個性豊かな選手達」というのが、とても気になりますが…!夏へ向けて、現在どんなことを課題において練習していますか?
技術の向上と精神的な向上が課題です。
春は毎回のように得点圏に走者を進めてチャンスを作ったのですが、そこからの1本が出なかったんです。その反省から、バッティング練習でもプレッシャーをかけ、1スイングで決めきれる打撃を作ることを課題として行っています!
また、点数が入らない時に自分達から崩れることが多かったのですが、そういった状況での考え方や、気持ちの持っていき方を養っていきたいと思います!
Q. 一振りで決める。カッコいいですが、その分鍛えるのは大変そうですね。チームを強化していく上で、何かチームで守っていることはありますか?
ルールの徹底です。チームで決めたことも、やはり一人になると守れなかったり、見られていないといい加減になってしまったりしてしまいます。このチームでは、そういったことの無いように、とにかく徹底して物事に取り組もうと意識しています!
Q. ルールの徹底、実は難しいですよね…。
はい。でもやはり仲間がいるというのは大きいです。冬の期間中に全員で「8万本のスイングをしよう」と決めました。中には結果的に達成出来なかった選手もいましたが、それでも辛い時も共に声をかけながら毎日振り込みました。一人では絶対にできなかったと思っています!
Q. 素晴らしいですね!!では、日本文理、新潟明訓など強豪がひしめく新潟県ですが、優勝するために必要なことはありますか?
自分達がこれまでやってきた事に、自信を持って戦えれば大丈夫です!
Q. 心強い!限られている練習時間を確保するために工夫していることは何かありますか?
一つ一つのメニューの間を短くしています。効率よくメニューが進む様に、マネージャーも含めて全員が気を遣っています!
Q. チーム一丸となって工夫をしているんですね!さて、夏を迎えるにあたっての意気込みをお聞かせください。
ここ数年、東京学館新潟は結果が出せていません。この学年で何とか結果を出すために、自分達は取り組んでいます。日々向上を求めて1日1日の練習を内容の濃いものにし、夏は何がなんでも勝ちます!!
Q. ありがとうございます!では、このチームのキーマンを教えてください!
梅本 健人です!
チームの雰囲気が悪い時でも積極的に盛り上げてくれる、ムードメーカ的存在です。まだ背番号をもらったことのない選手ですが、夏には左投手としてベンチに入ることを期待しています!
楽しみですね!
続いて渡辺 翔君と、小林 凜君にもお話を伺います!
渡辺 翔選手(東京学館新潟高等学校)
Q. 高校野球のどんなところが好きですか?
渡辺 翔(以下「渡辺」):応援の凄さ、周囲の期待度など高校野球をしていて、なんとかその応援や期待に応えたいと思えるところです!
小林 凜(以下「小林」):負けたら終わりの真剣勝負というところが好きです!
Q. 一番好きな練習は何ですか?
渡辺:自らの課題を見つけ、それを潰していくための「課題練習」が好きです!
小林:自分はバッティング練習が好きです!
Q. ちなみに、キツイと感じる練習はありますか?
渡辺:走りのメニューが全てキツいです…。
小林:夏の大会前の合宿がとにかくキツいです。ですが、乗り切れればその分成長できます!
小林 凜選手(東京学館新潟高等学校)
Q. おお、頼もしい!では、引退までにこの高校と対戦してみたいという学校はどこですか?
渡辺:新潟明訓高校、北越高校。この2校には以前に公式戦で負けていて、何とか雪辱を果たしたいです!
小林:日本文理高校。全国的に見てもトップレベルの高校だと思うし、中学時代のチームメイトが在籍しているので、対戦して倒したいです!
Q. では、一番好きな応援歌は何ですか?
渡辺:ORANGE RANGEの「オシャレ番長」です!
小林:「ルパン三世のテーマ曲」です!
Q. それでは最後に、2人が野球をする上でモットーにしている、好きな言葉を教えてくたさい!
渡辺:「落ち着いて」!
小林:「乾坤一擲」!
指導者が語る!このチームの強み
■長谷 和昭監督に質問!
Q. 今年のチームは、新チームが始まってから、どのようにチームを作り上げてきたのでしょうか?
冬場の練習では、技術、体力、心を鍛え、チーム全体の強化を図ってきました。毎日提出している野球ノートで、彼らの悩み、不安、練習に対する要望などを確認して、選手が自立し、大人になっていけるように部活動を通して指導しています。
この春の大会を終え、現状の実力が明らかになりました。強化されている実力、それと強化されていると勘違いしていた部分、両方が今の東京学館新潟の実力です。夏は全ての面で実力を付け、結果を出したいです!
Q. では、このチームの強みを教えてください。
今年のチームの強みは、「選手の素直さ」「選手の真面目さ」「選手の優しさ」です。どれも人間として大変重要な要素だと思います。この彼らの強みを、勝負の世界の力に変えていきたいですね!
苦しい時もこの強みを生かし、力にしてください!お話を聞かせていただきまして、ありがとうございました!