都立深沢高等学校(東京)
東京都世田谷区にある都立深沢高校は、元サッカー日本代表の都並 敏史氏やジャーナリストの山路 徹さんが卒業生として有名です!近年部活動では、和太鼓部などが活躍しています!
野球部は現在、部員数21名と少人数ながら、「実り」を合い言葉に日々練習に励んでいます!そんな都立深沢高校野球部について峰友 駿主将に紹介していただきます!
チーム基本情報を紹介!
峰友 駿主将(都立深沢高等学校)
■ 都立深沢の峰友 駿君(学年:3年/役職:主将)にお話をうかがいました!
Q. 現在、部員は何人いますか?
1年生が8人、2年生が5人、3年生が8人の合計21人です!
Q. 平日の練習時間は何時から何時までですか?
16時から19時までです。
Q. 練習のグラウンド環境を教えてください。
校庭がサッカー部と共用で使用のため、週3回しか全面が使えません。残りの日はグラウンド外でトレーニングをしています!
その時にできる練習を考えて練習しているんですね!
今年のチームについて
蛭田 龍之介投手(都立深沢高等学校)
Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)を3つ教えてください。
「チームワークの良さ」「仲間を思う気持ち、信頼」。そしてうちには「世界一のマネージャー」がいます!
Q. 世界一のマネージャーさんとは、気になります!
では、夏へ向けて、現在どのようなことを課題に練習を行っていますか?
バッティングも守備も雑なプレーが多く、一つのミスで試合に負けることもありました。そのため、練習の時から試合だと思って、一球一球丁寧にプレーすることを課題として取り組んでいます!
Q. 丁寧さを心がけることが良いプレーにつながりますね。成長を感じることもあったのでは?
秋・春から成長したと感じることは、逆転できることが増えたことです!以前までは、試合途中で集中が切れてしまうことが多く、逆転をすることはありませんでした。しかし春以降、意識を高め、勝ちへのこだわりが高くなり、逆転勝利が増えてきました。
あとはもう少し、負けている時の雰囲気作りを上手にしたいですね。そこを春季大会で見つけられたのは収穫でした!
続いて主将の峰友 駿君に加え、副主将の赤岩 大夢君にもお話を伺います!
左から峰友 駿主将、赤岩 大夢副主将(都立深沢高等学校)
Q. 高校野球のどんなところが好きですか?
峰友 駿(以下「峰友」):大会がトーナメントなので、1試合に両チームが全力でぶつかるところです!
赤岩 大夢(以下「赤岩」):監督・マネージャー含め、全員で戦うところです!
Q. 世界一のマネージャーさんですもんね!さて、一番好きな練習は何ですか?
峰友:内野ノックが好きですね!
赤岩:自分はバッティング練習が好きです!
Q. ちなみに、キツイと感じる練習はありますか?
峰友:階段持久走がキツイです…。
赤岩:そうですね、ラントレ(ランニングトレーニング)はキツいです。
Q. キツい時こそ、モチベーションを上げる練習になると思って頑張ってください!では、引退までにこの高校と対戦してみたいという学校はどこですか?
峰友:修徳高校!小学校からの友人が投手を務めているので、対戦してみたいです!
Q. ライバルから一打を放ってみたいですね!赤岩君はどうですか?
赤岩:都立大山高校ですね。自分たちの代で勝てていないので、勝ちたいです!
Q. 一番好きな応援歌は何ですか?
峰友:コブクロの「DOOR」が好きです!
赤岩:「アフリカンシンフォニー」です!
Q. それでは最後に、お2人が野球をする上でモットーにしている、好きな言葉を教えてください!
峰友:「もう一息」です!
赤岩:「実り」です!
チームの合言葉!ありがとうございました!
指導者が語る!このチームの強み
■塩坂 直監督に質問!
Q. 今年のチームは、新チームが始まってから、どのようにチームを作り上げてきたのでしょうか?
4人の選手が1年生の秋から試合に出ていたということもあり、新チーム始動の段階において4人の経験値や技術はとても安心できるレベルにありました。しかし、他の選手との技術の差がとても大きかったため、7、8月は練習試合を少なめにして、学校のグラウンドでひたすら技術向上の練習を重ねました。
その結果、基本的な技術はついたのですが、試合慣れをすることが出来ず、秋季大会は終始固いまま試合が終わってしまいました。
その後ミーティングを重ね、失敗を恐れず思い切ったプレーを心掛けるようになっていきました。
人数が少ないため土日両方練習試合は出来ず、他校に比べて試合数は少ないと思いますが、秋季大会を境に一つ一つの練習試合への考え方や姿勢が見違えるほど変わっていきました!
Q. 選手のみなさんも、成長を実感できているようですね。
このチームの合言葉は「実り」です。今までのチームには感じられなかったような練習に対する熱意を、このチームには感じます。そんな彼らを支えているのが、「努力は必ず実る」という信念だと思います。この信念を最後まで持ち、後悔のない夏を戦っていきます!
是非とも「実り」を感じられる良い夏にしてほしいと思います!お話を聞かせていただきまして、ありがとうございました!