水戸葵陵高等学校(茨城)
茨城県水戸市にある水戸葵陵高校は、学校の校訓「文武不岐(学問と武道とは一体となっていること)」通り、柔道部や剣道部、サッカー部、スキー部をはじめ、スポーツが盛んなうえに教育にも力を入れている学校です!
そんな水戸葵陵野球部の強みは機動力!夏に向けた取り組みについて、斎藤 匡治主将に紹介していただきます!
チーム基本情報を紹介!
■ 水戸葵陵の斎藤 匡治君(学年:3年/役職:主将)にお話をうかがいました!
Q. 部員は何人いますか?
1年生が17人、2年生が14人、3年生23人の合計54人です。
Q. 平日の練習時間は何時から何時までですか?
16時から20時までです。
Q. みっちり練習されているんですね!それでは、練習グラウンドの使用環境について教えてください。
学校から自転車で30分のところに県内最大級のグラウンドがあります!
県内最大級とは!一度は訪れてみたいですね!
今年のチームについて
和気藹々とした水戸葵陵高等学校ナイン
Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)を3つ教えてください。
「選手層の厚さ」「打順のどこからでも点が取れる」「機動力を使った攻撃」の3つです!
Q. 夏へ向けて、現在、どんなことを課題において練習していますか?また、秋・春からチームとして成長したと感じることは何ですか?
成長したと感じるところは、選手たちの体が冬の練習を乗り越えて大きくなったことです!体重を増やすのに、とても苦労しました…!
Q. 肉体改造をして臨んだ春季大会はいかがでしたか?
春季大会では全く打てず、チーム全体で打撃を強化しています。また、このチームは先制点を取られると弱いということが分かりました。春季大会までの練習試合では、ほとんど負けることは無く、勝った試合はしっかりと先制点を取り投打で圧倒することができていました。しかし、春季大会では投打で圧倒できず、逆に先制され、試合中に焦ってしまい負けてしまいました。春季大会で弱さが見つけられたので夏までには克服したいと思っています!
Q. 冷静な分析が素晴らしいですね!では、思い出すだけでも辛い冬の強化練習があったら教えてください。
グラウンド一周を1分以内で走るのを10セット、半径23mの円を25秒以内で走るのを右回り左回りそれぞれ7セットのメニューは辛かったです…。
Q. 聞いただけでも辛そうなメニューですね…。続いて、強豪校がひしめく茨城県ですが、勝利をつかむための課題として取り組んでいる練習はありますか?
大会で勝ち上がっていくと、1点が大切になってきます。その1点をどう防ぐかで勝ち負けが決まるので、ピンチの場面での守備力が試されると思います。それに備え、ランナー三塁や二三塁を想定して緊迫した状態でゲームノックを行っています。
Q. 1点の重みを考えて練習をされているんですね。では、野球部に入って良かったと思う瞬間はどんな時ですか?
指導者や先輩方のおかげで、礼儀や挨拶等人間的にも大きく成長できたところです!
Q. では野球部で結束があるなと感じたエピソードなどがあれば教えてください。
指導者の誕生日や部員の誕生日はみんなで祝っています!
Q. それは素敵ですね!では夏を迎えるにあたって、どんな気持ちで練習に取り組んでいますか?
3年生にとっては最後の大会です。残り少ない期間、毎日の練習を大切にし、心と技術、チーム力をさらに上げ、夏までには勝ち続けられるチームになります!春季大会で味わったあの悔しさを忘れずに、日々の練習で「絶対勝つ」という気持ちで練習しています!!
Q. そんなチームのキーマンを教えてください!
軍司 凌です!
軍司は走攻守が揃った選手で、勝負強く、とても頼りになります。また、チームNo.1の肩力でランナーを捕刺することができるんです!
元気いっぱいの水戸葵陵高等学校ナイン
Q. 高校野球のどんなところが好きですか?
稲澤 優(以下「稲澤」):限りあるチャンスの中で甲子園を目指すところが好きです!
大森 慶次郎(以下「大森」):仲間と勝ったことや、辛いことを分かち合えるところが好きです。また、辛い練習を乗り切った達成感を味わえるのも良いです!
Q. 一番好きな練習は何ですか?
稲澤:ランナーがついての実戦打撃です!
大森:走塁練習です!
Q. 一番キツいと感じる練習は何ですか?
稲澤:秋季大会で負けた後、一週間ほどボールを触らせてもらえなかった時がキツかたったです…。
大森:冬季練習が辛かったです。相手がいない、自分との戦いだったので…。
Q. では、引退までにこの高校と対戦してみたいという高校はどこですか?
稲澤:八戸学院光星です。甲子園常連校の中で、中学時代のチームメイトがいるからです!
大森:健大高崎です。自分達も走塁への意識が高まっているので健大高崎との機動力勝負をしたいです!
Q. 一番好きな応援歌は何ですか?
稲澤:「パラダイス銀河」です!
大森:「上からマリコ」です!
Q. 野球をする上でモットーにしている、好きな言葉は何ですか?
稲澤:「咲いた花、咲かせた土」です!
大森:「平常心」どんな時でもブレない心でいたいからです!
指導者が語る!このチームの強み
■金崎 裕哉部長に質問!
Q. 今年のチームは、新チームが始まってから、どのようにチームを作り上げ、また、夏に向けてどんなチームを目指してきたのでしょうか?
今年のチームは旧チームの主力メンバーが多く残り、経験豊富な選手が多数います。新チーム結成以来、投手を中心とした守りの野球を目指し、チームを作り上げてきました。夏に向けて打撃力向上、得点力アップに重きを置き、打撃練習に努めていきたいです。
このチームの強みは精神力の強さです。どんな状況下に置いても冷静に物事を考え、判断する力があります。新しい力も育ち、選手たちがこの夏どのような活躍をしてくれるか楽しみです!
お話を聞かせていただきまして、ありがとうございました!