神戸弘陵学園高等学校(兵庫県)
1983年(昭和58年)に学園創立と同時に創部された神戸弘陵高校野球部。春夏合わせて5回の甲子園に出場している同校は、現役のプロ野球選手では、中日・山井大介投手やソフトバンク・飯田優也投手を輩出している。現在、1989年(第71回大会)以来遠ざかっている夏の優勝に向け、日々汗を流している部員達。26年ぶりの甲子園出場、そしてその先の日本一へ。「全ての面でNo.1を取れる取り組みをしてきた」という神戸弘陵高校野球部を内田達也主将に紹介していただきます!
チーム基本情報を紹介!
■ 神戸弘陵高校の内田 達也君(学年:3年 役職:主将)にお話をうかがいました!
Q. 部員数は何人いますか?
1年生が26人、2年生が40人、3年生が34人の合計100人です!
Q. 平日の練習時間は何時から何時までですか?
14時から20時までやっています!
Q. 練習グラウンドの環境を教えてください。
学校内に野球部専用グラウンドがあります。
今年のチームについて
内田 達也主将(神戸弘陵学園高等学校)
Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)を3つ教えてください。
バッティング(積極的に振る)、粘り強さ、元気のよさの3つです。
Q. 今は夏に向けて、何を課題として練習を行っていますか?また、秋・春からチームとして成長したと感じることを教えてください。
全ての行動を日本一にすることを課題にしてやっています!練習試合から接戦をものにすることが多くなってきて、粘り強さが出てきたと感じます。
Q. 春季大会を振り返っての、収穫や課題などはありますか?
ヒットをたくさん打っても繋がらなければ、得点に結びつかないということがわかりました。
春の試合で12本安打を放ちましたが、1得点しか奪えなかったことが今一番の課題です。春季大会後に健大高崎と練習試合を組んでいただいた時、走塁の重要性を目の当たりにし、リードの仕方・スタート・判断力が勉強になりました。得点力が課題なのでここを解消するために、打撃にプラスして走塁練習にも取り組んでいます!
Q.冬練習でこのトレーニングだけはもうやりたくないというメニューがあれば教えてください。
1500m走のタイム切り(6分)を3本だけはやりたくないです…!
タイム走に限らず、今は全部員が一つずつストップウォッチを持って練習しています。投手ならクイックのタイム、野手なら塁間のタイムなど数字を把握した上で練習しています。
Q. 夏までにどういった部分をレベルアップして大会に臨みたいですか?
一つ一つのプレーの確実性を上げて大会に臨みたいです。
今春でいうと打撃ではヒットエンドランが決められない、守備では送球ミスが目立ちました。
Q. この2年半、野球部ではどういった活動目標を掲げて取り組んできましたか?
野球だけでなく、人間性の向上も目標に取り組んできました。
Q. 野球部で結束があると感じたエピソードがあれば教えてください。
冬場の練習のランメニューの時にみんなで助け合い、思いっきり声を出して乗り越えたことです!
Q. 夏を迎えるにあたって、どんな気持ちで練習していますか?
日本一になることだけを考えて、全てのプレーを全力で練習しています。
Q. このチームのキーマンを教えてください。
Q. 2人は、どんな選手ですか?
田中は野手・投手どちらもこなす器用な選手です。打撃では勝負強さがあります。前田は投手で、リズムの良いピッチングで試合を優位に進めてくれます。強気のピッチングがウリです。
続いて神戸弘陵高校の前田 智生君と田中 輝樹君にお話をうかがいました!
前田 智生選手(神戸弘陵学園高等学校)
Q. 高校野球のどんなところが好きですか?
前田 智生(以下「前田」):チームが一丸ととなって一球一球全力でプレーするところです。
田中 輝樹(以下「田中」):熱くなれて、夢中になれるところが好きです!
Q. 一番好きな練習はなんですか?
前田:ピッチャーシートです。
田中:ピッチングです。ブルペンで投げている時にバッターをイメージして投げています。構えていたところに行くと、少しでも自信に繋がるからです。
Q. 一番きついと感じる練習はなんですか?
前田:ノックです。
田中:僕もノックです。岡本先生のノックはすごく厳しいけど、それを捕ることができた時は嬉しいですね!!
田中 輝樹選手(神戸弘陵学園高等学校)
Q. 引退までにこの高校と対戦してみたいという高校はどこですか?
前田:神戸弘陵です。自分のチームと対戦してみたいからです。
田中:大阪桐蔭ですね。中学の時の同じチームメイトもいるし、甲子園常連校に自分が投げて抑えると自信に繋がります!
Q. 一番好きな応援歌はなんですか?
前田:六甲おろしです!
田中:夏祭りです!
Q. 野球をする上でモットーにしている、好きな言葉はなんですか?
前田:雪に耐えて梅花麗し
田中:努力は天才を生む
指導者が語る!このチームの強み
■岡本 博公監督に質問
Q. 今年のチームは、新チームが始まってから、どのようにチームを作り上げ、また夏に向けてどんなチームを目指してきたのでしょうか?このチームの強みとともに、教えてください。
とにかく日本一を目指し、全ての面でNo.1を取れる取り組みをしてきました。元気、日本一。挨拶、日本一。片づけ、日本一。そして野球日本一です。絶対的戦力ではありませんが、粘り強く諦めない野球をやっていきたいです。
お話を聞かせていただき、ありがとうございました!