目次

[1]理に叶っているなら野手投げでもOK
[2]メジャーに対応するためフォームも修正法も変わった

 上原投手のフォームは独特で、野手投げと言われることも多い。だが上原投手はそのフォームでも、高度な投球を生み出している。一体、どういう考えでフォームを築き上げているのか? そのコツについて伺ってみた。

理に叶っているなら野手投げでもOK

 抜群の制球力を生み出しているのが、メジャーの選手から「球の出どころが見づらい」と評される投球フォームだ。「球の出どころが見づらい」ため、平均すると140キロ台前半と、球速表示的にはさほど速くないストレートが、打者には数字以上に感じるという。

上原 浩治投手(ボストン・レッドソックス)

「“球の出どころが見づらい”のは野手投げだからでは。周りからもよく野手投げだと言われるんですよ。テイクバックが小さく、すぐにトップの位置に入るので、打者はそう感じるのでしょう」

 上原投手は、理に叶っているのであれば、投手でも野手投げでいいと考えている。

「高橋 由伸の投げ方、僕はあれが1つの理想の投げ方だと思うんです。捕ってからすぐに手をトップの位置に持っていく野手投げですが、それでとてもきれいな真っ直ぐを投げる。外野からそういうボールを投げられるなら、マウンドからでも投げられると思います」

 上原投手は巨人時代、「走っているか、打撃投手をしているかだった」(東海大仰星高時代の西監督)という高校時代同様、「ほとんどブルペンでの調整はせず、よく外野でノックを受けていた」(上原投手)そうだ。

 ちなみにレンジャーズではチームメイトになった建山 義紀(元阪神)投手に次ぐ二番手だった高校時代、上原投手は2年秋は、一番・センターだった。

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