東海大学菅生高等学校(東京) 【東京地区代表】
東海大学菅生高等学校(東京) 東京地区18年ぶり2回目
チームデータ
代表決定までの経過
対戦日 | 大会名 | 得点 | 失点 | 対戦校 | 勝敗 |
---|---|---|---|---|---|
9月14日 | 東京都高等学校野球秋季大会ブロック大会 | 12 | 0 | 都立多摩工業高校 | ○ |
9月21日 | 東京都高等学校野球秋季大会ブロック大会 | 10 | 0 | 工学院大附高校 | ○ |
10月12日 | 東京都高等学校野球秋季大会 | 5 | 1 | 国学院久我山高校 | ○ |
10月18日 | 東京都高等学校野球秋季大会 | 7 | 0 | 成蹊高校 | ○ |
10月19日 | 東京都高等学校野球秋季大会 | 8 | 2 | 八王子実践高校 | ○ |
10月25日 | 東京都高等学校野球秋季大会 | 4 | 2 | 帝京高校 | ○ |
11月8日 | 東京都高等学校野球秋季大会 | 4 | 1 | 法政大高校 | ○ |
11月9日 | 東京都高等学校野球秋季大会 | 3 | 2 | 二松学舎大附高校 | ○ |
登録選手
背番号 | 位置 | 氏名 | ふりがな | 学年 | 身長 | 体重 | 投 | 打 | 出身校 |
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1 | 投手 | 勝俣翔貴 | かつまた しょうき | 2 | 180 | 78 | 右 | 左 | 箱根中 |
2 | 捕手 | 齋藤駿汰 | さいとう しゅんた | 2 | 176 | 64 | 右 | 右 | 釜利谷中 |
3 | 一塁 | 馬場大輔 | ばば だいすけ | 2 | 177 | 75 | 右 | 右 | 梅林中 |
4 | 二塁 | 小川貴広 | おがわ たかひろ | 2 | 175 | 65 | 右 | 左 | 奥中 |
5 | 三塁 | 伊藤壮汰 | いとう そうた | 1 | 176 | 72 | 右 | 右 | 立田中 |
6 | 遊撃 | 江藤勇治 | えとう ゆうじ | 2 | 175 | 65 | 右 | 左 | 酒匂中 |
7 | 左翼 | 澤田翔人 | さわだ しょうと | 2 | 173 | 68 | 右 | 左 | 衣笠中 |
8 | 中堅 | 小磯和貴 | こいそ かずき | 2 | 176 | 62 | 右 | 右 | 勝田第二中 |
9 | 右翼 | 本橋実生 | もとはし みのる | 1 | 177 | 72 | 右 | 右 | 中央中 |
10 | (投手) | 羽生優太 | はにゅう ゆうた | 2 | 176 | 75 | 右 | 右 | 城南中 |
11 | (投手) | 山口淳久 | やまぐち あつひさ | 2 | 173 | 70 | 右 | 右 | 玉井中 |
12 | (捕手) | 高橋陸 | たかはし りく | 1 | 170 | 75 | 右 | 右 | 所沢中 |
13 | (内野) | 沼山友也 | ぬまやま ともや | 2 | 174 | 64 | 左 | 左 | 中の島中 |
14 | (外野) | 廣瀬拓海 | ひろせ たくみ | 2 | 170 | 69 | 右 | 右 | 旭中 |
15 | (外野) | 杉本連 | すぎもと れん | 1 | 163 | 57 | 右 | 右 | 東海大菅生中 |
16 | (内野) | 中野将太 | なかの しょうた | 2 | 171 | 53 | 右 | 右 | 都岡中 |
17 | (外野) | 阿部翔 | あべ かける | 2 | 176 | 69 | 右 | 右 | 秋多中 |
18 | (外野) | 齋藤耕平 | さいとう こうへい | 2 | 171 | 61 | 右 | 右 | 高島第三中 |
チーム紹介・投手紹介
【チーム紹介】
この夏、西東京大会決勝戦で敗れた東海大菅生が、國學院久我山、帝京、二松学舎大附などの強豪を破り、優勝を決めた。
軸となるのは、エースで3番の勝俣 翔貴だ。打者としては國學院久我山戦で豪快な本塁打を放ったが、本質的には中距離打者。これは勝俣本人も、「自分は内野手、外野手の間に鋭いライナーを打つことを意識しています」と語るように、ライナー性の打球が多い。そして打球がかなり速い。
この秋は勝負所で歩かされることが多い。そのため、チームを率いる若林 弘泰監督は、「勝俣の後を打つ打者がカギを握る」と話していた。
勝俣の後を打つ4番江藤 勇治は、帝京戦で本塁打を放ち、5番を打つ伊藤 壮汰は決勝戦で、3安打2打点の活躍を見せ、競った試合展開でも、勝俣以外の打者が存在感を示したのは大きな収穫だった。
【投手紹介】
エースの勝俣は最速142キロを誇る右の本格派。コンスタントに常時130キロ後半を計測しており、馬力の大きさは、今年の東京都の投手の中でもナンバーワン。また曲がりが鋭い縦横のスライダーで三振を狙う投球を見せている。スタミナは豊富で、試合終盤になっても勢い衰えない。
また成蹊戦で登板した羽生 優太は、130キロ前後と決して速くはないが、制球力に優れ、キレのある変化球を交える好投手。若林監督には、技術よりも、打者の心理を考えながらの配球の組み立てを学んできた羽生は、打者を見ながら、しっかりと投球を組み立てられる好投手だ。今大会の登板の可能性も高いだろう。
両投手をリードする斎藤 駿汰は、持ち味を発揮し、若林監督も「斎藤の成長が大きい」と、勝俣、羽生にとっては欠かせない存在だ。
■高校別データ:東海大菅生
(文・河嶋 宗一)