仙台育英学園高等学校（宮城） 【東北地区代表】
仙台育英学園高等学校（宮城） 東北地区2年ぶり5回目
チームデータ
代表決定までの経過
| 対戦日 | 大会名 | 得点 | 失点 | 対戦校 | 勝敗 |
|---|---|---|---|---|---|
| 8月31日 | 秋季高校野球中部地区大会 | 7 | 0 | 仙台第三高校 | ○ |
| 9月14日 | 秋季高校野球中部地区大会 | 6 | 8 | 聖和学園高校 | ● |
| 9月15日 | 秋季高校野球中部地区大会 | 9 | 0 | 仙台工業高校 | ○ |
| 9月18日 | 秋季高校野球中部地区大会 | 13 | 3 | 塩釜高校 | ○ |
| 10月1日 | 秋季高等学校野球宮城県大会 | 1 | 0 | 仙台西高校 | ○ |
| 10月2日 | 秋季高等学校野球宮城県大会 | 6 | 0 | 東北高校 | ○ |
| 10月3日 | 秋季高等学校野球宮城県大会 | 8 | 0 | 利府高校 | ○ |
| 10月5日 | 秋季高等学校野球宮城県大会 | 7 | 0 | 松島高校 | ○ |
| 10月7日 | 秋季高等学校野球宮城県大会 | 8 | 6 | 東陵高校 | ○ |
| 10月24日 | 第67回秋季東北地区高校野球大会 | 10 | 1 | 一関学院高校 | ○ |
| 10月25日 | 第67回秋季東北地区高校野球大会 | 12 | 1 | 日大東北高校 | ○ |
| 10月27日 | 第67回秋季東北地区高校野球大会 | 7 | 2 | 八戸学院光星高校 | ○ |
| 10月29日 | 第67回秋季東北地区高校野球大会 | 10 | 4 | 大曲工業高校 | ○ |
登録選手
| 背番号 | 位置 | 氏名 | ふりがな | 学年 | 身長 | 体重 | 投 | 打 | 出身校 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 投手 | 佐藤世那 | さとう せな | 2 | 180 | 76 | 右 | 右 | 秀光中等 |
| 2 | 捕手 | 郡司裕也 | ぐんじ ゆうや | 2 | 180 | 79 | 右 | 右 | ちはら台南 |
| 3 | 一塁 | 佐々木良介 | ささき りょうすけ | 2 | 180 | 83 | 右 | 左 | 富谷第二 |
| 4 | 二塁 | 谷津航大 | やつ こうだい | 2 | 170 | 68 | 右 | 右 | 岩切 |
| 5 | 三塁 | 佐藤将太 | さとう しょうた | 2 | 175 | 73 | 右 | 右 | 佐沼 |
| 6 | 遊撃 | 平沢大河 | ひらさわ たいが | 2 | 176 | 71 | 右 | 左 | 高崎 |
| 7 | 左翼 | 紀伊海秀 | きい かいしゅう | 2 | 183 | 85 | 右 | 右 | 明倫 |
| 8 | 中堅 | 青木玲磨 | あおき れいま | 2 | 175 | 75 | 右 | 右 | 豊田 |
| 9 | 右翼 | 佐々木柊野 | ささき とおや | 2 | 167 | 64 | 右 | 左 | 秀光中等 |
| 10 | （投手） | 百目木優貴 | どめき ゆうき | 2 | 168 | 64 | 右 | 右 | 茂庭台 |
| 11 | （投手） | 小林勇太 | こばやし ゆうた | 2 | 177 | 71 | 右 | 左 | みどり台 |
| 12 | （捕手） | 若狭武瑠 | わかさ たける | 1 | 170 | 74 | 右 | 左 | 秀光中等 |
| 13 | （内野） | 瀬戸泰地 | せと たいち | 1 | 168 | 65 | 右 | 右 | 秀光中等 |
| 14 | （内野） | 佐々木啓太 | ささき けいた | 2 | 170 | 64 | 右 | 左 | 北上 |
| 15 | （捕手） | 前野広大 | まえの こうだい | 2 | 166 | 67 | 右 | 左 | 千代川 |
| 16 | （外野） | 吉野克駿 | よしの かつとし | 2 | 166 | 70 | 右 | 右 | 蒲町 |
| 17 | （外野） | 齋田海斗 | さいだ かいと | 1 | 176 | 62 | 右 | 左 | 西郷第一 |
| 18 | （外野） | 立山貴大 | たてやま たかひろ | 2 | 172 | 81 | 右 | 左 | 秀光中等 |
チーム紹介・投手紹介
【チーム紹介】
投打に安定した力を発揮して、2年ぶりに東北大会を制した仙台育英。
エース・佐藤 世那は全4試合に先発し、31回を投げて防御率1.45安定した投球を見せた。
打線は全4試合で39得点。コールド勝ちした2回戦と準々決勝、さらに決勝でも2ケタ得点と圧倒的な攻撃力を誇った。
1番・佐藤 将太がヒットメーカーに成長し、東北大会では18打数9安打でチームトップの8打点を挙げた。県大会でもチームトップの打率を残している。プロ注目の平沢 大河は2回戦、準々決勝と無安打だったが、大事な準決勝、決勝で勝負強さを発揮。この2試合で10打数5安打4打点をマークしたが、5安打中、三塁打3本、二塁打1本を広角に放っている。ショートの守備も身のこなしが上手く、肩も強い。
この平沢から、東北大会でチームトップの打率を残した4番・郡司 裕也、準々決勝に値千金のホームランを放った5番・佐々木 良介とクリーンナップは続く。
現ソフトバンクの上林 誠知を中心に明治神宮大会で優勝した2年前よりも、攻撃面で厚みがあった。その厚みを作っていたのが7番に入る佐々木 柊野主将。東北大会の打率は5割で毎試合打点を挙げていた。
ところが、11月2日の練習試合で左足首を骨折。明治神宮大会ではベンチを外れるため、代わりを務めることになるであろう立山 貴大がカギを握りそうだ。そして佐々木 柊野に代わり、キャプテンは平沢が務める。アクシデントに負けず、これまで通り一丸となって2年ぶりの明治神宮大会優勝を目指す。
【投手紹介】
エース・佐藤 世那が大黒柱に成長した秋だった。今夏の宮城大会4回戦で決勝本塁打を浴びて敗戦するなど、能力を出せずにいたが、新チームになってから自覚が芽生えて背番号1が似合う選手になってきた。
宮城県大会では、初戦から決勝の6回に3ランを浴びるまで無失点投球を続けた。東北大会では全4試合に先発。準々決勝の7回のみ、小林 勇太が登板したものの、それ以外は1人で投げ抜いた。31イニングで防御率1.45。奪三振率は11.32。八戸学院光星（青森）との準決勝では自己最速を更新する144キロをマークした。フォーク、スライダーの精度も高く、試合を重ねるたびにステップアップしている。
■高校別データ：仙台育英
（文・高橋 昌江）
