第5回 「軸」を作る、ってどういうこと?2013年10月23日

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 週刊ヤングジャンプで大人気連載中の高校野球漫画『GRAND SLAM』には、プロ野球選手も実際に活用している「身体理論」メソッドが満載!! まさに、強くなりたい野球人必読の「新・野球バイブル」だ!! このメソッドは、ただ今、ペナントレースで快進撃を繰り広げている千葉ロッテマリーンズをはじめ、多くのプロ野球選手への指導を担っている廣戸聡一師範によるもの。甲子園への道も佳境を迎え、新チームになる夏。すべての球児に、もっと「強く」なってほしいと願う、『GRAND SLAM』と高校野球ドットコムが、あなたの疑問に「漫画」でお答えする、身体力向上キャンペーンを実施します!!

Q.「軸」を作る、ってどういうことですか?

 打撃練習をしている時によく、「“軸”を作れ!」と言われます。ですが、あらためて、その「“軸”を作る」にはどうすればいいか、僕にはよくわかりません。
 練習では“まっすぐ立て”など言われますが、まっすぐ立つだけでは、身体がギクシャクしてバットを振るどころではありません。また、“体の中心である背骨を中心にくるりと回す”みたいにも言われますが、それもフルスイングにはなりません。
 「“軸”を作る」とは、一体どういうことなのでしょうか?


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A.人間の身体は「立体的」であり、その特性・使い方は「4パターン」あることを覚える。そこから始めましょう。

 とてもいい質問だと思います。打撃や投球、走塁などにおいて、「“軸”を作る」ことが重要であることは間違いありません。それどころか、私たちの生活の中で、歩く、立つ、座るなど、体を動かすことのすべてに、「軸」の存在はすべてのスタート地点と言ってもいいでしょう。「軸」なくして、安定した、効果的な、あるいは大きな出力の動作は生まれないからです。

 ただ、ご質問のように、「軸」とは何なのかについて、これまで言葉での解説としては曖昧なままに扱われてきたかもしれません。その「“軸”とは何か。“軸”をどのように使えばいいか」を、最も万人にとって普遍的に説明されているのが、監修・廣戸聡一さんの提唱される「4スタンス理論」です。質問にお答えします。まず、「軸」は左右の足のどちらかを含めて基点となります。ですので、背骨のみを中心にするのはアプローチが不十分です。また、“まっすぐ立つ”ことは正しく聞こえるようですが、その言葉を実行するだけでは、運動においては実用性が伴わないでしょう。

 あなたが運動している姿をを頭に思い浮かべてみてください。運動している時は、必ず立体的に身体を動かしているはずです。そして、打撃も投球も走塁もつねに高い出力を発揮するためには、身体を立体的に「止めるところは止めて、動かすところは動かす」ことにあります。立体的な身体の動きの「止める」部分は体の中で5点あり、そのうちの3点を揃えると「軸」になります。そして、その「軸」の揃え方のパターンは4つの身体特性と動かし方に分かれます。

 『GRAND SLAM』本編では4巻、5巻、10巻で掘り下げられて描かれています。10巻では、一心と蓮池による「ゴルフ勝負」で“軸とは何か”が描かれています。もちろんこれは打撃、投球にも応用できます。作中では、あなたがどの軸の取り方かのタイプ判別も描かれているので参考にしてください。また、「4スタンス理論」関連の書籍ではより様々なスポーツでの考え方、日常における「軸」の扱い方が解説されています。「軸」の存在については、実際の動きの中でしか実感が持てないものです。ですが、これらの理論を身体で理解することで、あなたは「自分が最も力を発揮できる“型”」に迷うことがなくなり、「身体の達人」への扉を開くことができます。ぜひ、取り入れてください!

■所収
『GRAND SLAM』第10巻  第92話「鍵を得たモンスター」第93話「軸の中で生きる」よりより

■あらすじ
野球のさらなる「強さ」を模索する一心の前に陸上界のスター・蓮池南が現れた。蓮池を野球部に誘う世界一心。入部を賭けた勝負は“槍投げ”、さらに“ゴルフ”に進展!? 「身体理論」を極める美咲高野球部は、勝利を手にできるか!?

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