先発・糠谷翔大(中央学院)

 投げては、最後まで小堺の球威が衰えることなく、中央学院打線を1失点に抑え、完投勝利を挙げた。中央学院は調整期間が本当に短く、まさにぶっつけ本番での試合になったが、よく持ちこたえたといえる。春まで公式戦はないが、しっかりと積み上げができれば強いチームになっていくに違いない。

 拓大紅陵は野手の好素材が多い。まず3番ショートで、主将の中村 瑠斗(るいと)は前チームから主力選手で活躍している選手。この試合も鋭い左翼線二塁打、左前安打など鋭い打球を飛ばしていた。

 無駄のないトップからインサイドアウトで振り抜く打撃は完成度が高く、ソツのない遊撃守備も魅力的で、攻守ともに総合力が高い選手として注目を浴びそうだ。また三塁・瓦林奏良も合理的なスイングから鋭い打球を連発しており、三塁守備を見ても強肩。今後の試合でも攻守のキーマンとして注目したい。

 また下位に座るが、四十住は187センチ82キロと屈強な体格をした右の大型捕手。名門・佐倉シニア出身で、打球も強く、スローイングタイム2.10秒前後だが、2年秋の時点で、これほどスケールを持った捕手はなかなかいないだけに、さらなるレベルアップを期待したい。

 今年は木更津総合東海大市原望洋拓大紅陵と第8ブロックを代表する強豪校がすべて熱いという面白い1年になりそうだ。

(記事=河嶋 宗一

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