先制されても焦らなかった木更津総合。投打で貫禄見せて早川隆久擁した2015年以来の関東切符



好投を見せた先発の140キロ右腕・島田舜也(木更津総合)

 「序盤はフライアウトが多かったので、センター返しをしないとダメだよと選手には言いました。この1週間も相手への対策よりも、自分たちの野球をやり切ること目指してきました」

 木更津総合の五島卓道監督の言葉には、風格さえ感じられた。

 千葉公園野球場で行われた秋季千葉県大会。木更津総合千葉英和の準決勝は、木更津総合が逆転で千葉英和を下し決勝進出を果たした。

 3回表に先制点を許した木更津総合だが、どの選手にも焦りの色は微塵も感じられない。直後の3回裏にすぐさま反撃に出た。

 無死満塁のチャンスを作ると、3番・大井太陽がレフトへのタイムリーヒットを放って逆転に成功。なおも無死一、三塁で、4番・山中 海斗がライト前タイムリーを放ちこの3点を挙げると、5回以降も着実に得点を重ねて点差を広げていった。

 投げては先発の140キロ右腕・島田 舜也が、3回以降は失点を許さない好投を見せる。
 神奈川県出身の島田は、「親元を離れて自分を磨きたい」と木更津総合への進学を決意。同部屋だった前エースの篠木 健太郎からも多くのことを学び、マイペースな性格を変革することを心掛けてきた。