望月 大希選手 (市立船橋)

望月 大希

球歴:市立船橋

都道府県:千葉

ポジション:投手

投打:右 / 右

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2014年9月23日)  市立船橋の先発は右腕の望月 大希(2年)。宮城 正規とは対照的に、体系はすらっとした長身で、線が細い。上背はないが、土台の良いフォームから投げ込む昨年のエース・青野 善行と違い、癖のあるフォームだが、奥行きでは望月が上だろう。  前チームから先発として投げていた投手で、その頃から130キロ~135キロは計測していた。今日の望月は130キロ前半とあまり変わっていないのだが、球速表示以上に勢いを感じる。  望月のフォームも、ステップ幅が狭く、宮城と同じ上半身主導のフォームだが、身体を鋭く回転させながら投げ込むため、精度の高いストレートを常に投げ込むことが出来る。スライダー、カーブを交えながら、我孫子東打線を完ぺきに封じる。相手を見ながら、何を勝負するべきなのかを考えながら投球が出来る投手だ。ポテンシャルでは宮城の方が上回っていても、投球術、完成度という点では望月の方が高い。  最後まで望月の投球の精度は落ちることなく、被安打2、12奪三振の快投で、完封勝利を決めた。また宮城には負けたくない気持ちがひしひしと感じられ、三振に打ち取るたびに、吠える姿が見られた。春見た時は気持ちを出さず淡々と投げられるところが見られたので、エースとして気持ちがこもった投球であった。  来年春から夏には千葉県を代表する好投手として注目される存在になるだろう。さらにレベルアップした姿をぜひ見せてほしい。  
更新日時:2014.09.24

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です