宮城 正規選手 (我孫子東)

宮城 正規

球歴:我孫子東

都道府県:千葉

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:180.0 cm

体重:100.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2015年7月14日)  大事な初戦のマウンドを任された宮城 正規は立ち上がりから躍動する。  右オーバーから投げ込む直球は常時136キロ~142キロを計測。コンスタントに140キロを出しており、昨秋よりもアベレージが5キロほど上がっている。そのストレートはウエートが乗っており、この夏も140キロ以上を出した投手をいろいろ見てきたが、威力が違う。プロのスカウトが好むボリュームあるストレートだ。  立ち上がり、三者連続三振を奪う立ち上がりを見せる。NPBのスカウトが訪れており、この日は良いアピールになったことだろう。  宮城は五回一死まで一人の走者も出さない投球。この日はいつもより体のキレがあり、猛暑のマウンドの中でも安定した投球。6回まで投げて被安打1、無失点の好投だった。速球の速さだけではなく、コントロールも安定し、しっかりと投げ分けて、ゲームメイクしようという意思が感じられた。リズムも良かった。また初回には全力投球で、三者連続三振を奪って、味方を勢い付けたように流れを読んだ投球ができていた。  1年から並外れた速球を投げていた宮城だが、実戦力を欠け、思うような投球が出来なかった宮城。大井監督から「いかに投球になれるかですね。まだまだ投球マシンです」と厳しい言葉をかけられていたが、最終学年にかけて着実に成長を見せていた。あとは恵まれた素質を公式戦の場で表現できるかが課題だった宮城にとって、今日の投球は自信を付ける内容だったに違いない。
更新日時:2015.07.15

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