伊藤 陸人選手 (千葉明徳)
短評
観戦レポートより抜粋(2017年4月29日) 伊藤 陸人は、拓大紅陵、上武大を経て、新日鐵住金鹿島で活躍する長身右サイドハンド・鈴木 稜也にひけをとらないポテンシャルがある。この日は地区予選よりも状態は良く、力強いストレートを投げ込むことができていた。6回裏のピンチになっても、動じずに自分のボールを投げ込む精神力の強さはさすが。 右サイドから常時130キロ中盤~138キロのストレート、110キロ前後のスライダー、130キロ近いカットボール、110キロ前後のシンカーをコントロール良く投げ分けるピッチングを披露。最後は二死一、二塁のピンチを迎えても、伊藤は冷静だった。最後の打者を一ゴロ。これも伊藤の素早いベースカバーでアウトにした。
更新日時:2017.05.28
短評
観戦レポートより抜粋(2017年4月14日) 特にエースの伊藤陸人は昨年と身体が大きく成長した。昨夏、翔凜戦に先発。7回表に同点打を許した時、「バテバテで全然投げられなかった」ことを反省し、この冬はウエイトトレーニング、授業の合間にもご飯を食べるなどをして、体を大きくして、8キロの増量に成功して、現在、184センチ80キロと、千葉県内でも屈指の大型サイドハンドまで成長した。体重増加したことで伊藤は、「やっぱりボールの勢いが違います」と手ごたえを実感している。 この試合について伊藤は「調子は良くなかった」と語るが、それでも常時120キロ後半~130キロ前半(最速133キロ)の速球をコンスタントに投げ込んでいる。高校生ではなかなか130キロ台を投げられる右サイドはいないだけにエンジンの大きさを実感させてくれた。好調時は最速137キロを計測するという伊藤。 ストレートはもちろんだが、サイド特有のスライダーの切れ味が素晴らしい。奥行きもある投手で、将来的には140キロ台も見込める投手だ。大型サイドハンドは希少価値が高いだけに、今後も注目の逸材だ。
更新日時:2017.05.28
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