津留崎 大地選手 (成田)

津留崎 大地

球歴:成田

都道府県:千葉

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:175.0 cm

体重:65.0 kg

学年:卒業

寸評

 1年秋に139キロをマークし、成田を背負って立つ逸材として期待した津留崎 大地。ただ2年では思うようなピッチングができずに伸び悩んだ。3年になって大きく成長を魅せた中川諒のような成長曲線を描いてくれるか。  1年秋で139キロを計測。ストレートは135キロほどあるが、まだ物足りなさを感じる。変化球はスライダー、カーブを投げるが、どちらも曲がりが中途半端で、コントロールが定まっていない。そのためストレート中心の配球をするが、高めに浮く事が多く、出所が見やすいのか、あっさりと振り抜かれる事が多い。夏では序盤に降板してしまい、1年秋の好投を知っているだけに寂しいものがあった。 (投球フォーム)  彼はスリークォーター系統の投球フォーム。ノーワインドアップから勢い良く左足を高く上げていき、軸足に体重を乗せて重心を下げていく。  左腕のグラブを捕手方向に向かって正対させていくが、左肩のグラブの開きが早く、出所が見やすい状態となっている。開きを抑えることができ、テークバックは右ひじを折り畳むように取っていき、しっかりとトップを作る。そこからリリースに入る。リリースポイントが前すぎるのか、良い位置で離すことができていない。肘が立った状態でボールを離すことができるとコントロールも安定すると思うのだが、勢いで投げることを重視したフォームだ。
更新日時:2013.03.03

将来の可能性

 この1年は自分の投球が出来ずに終わってしまった。成田は投手陣の層が県内では最も厚く、現在、彼はエースではない。再びエースに返り咲くには相当なレベルアップが必要だろう。課題と向き合って、1つずつ課題を克服し、最後の年では経験値の違いを見せて欲しいところ。ぜひ最後の夏では1年秋以上の投球を見せてくれることを期待したい。
更新日時:2013.03.03

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です