田代 涼太選手 (帝京)
短評
試合レポートから抜粋 一方、帝京の先発・田代涼太も素晴らしい内容だった。初戦で完封勝利した実践学園戦に続き、この試合もコントロール抜群のピッチング。ノーワインドアップから始動し、右足をゆったりと上げていき、軸足にしっかりと体重を乗せて、勢いよく踏み込んで、スリークォーター気味に腕を振っていく。常時130キロ~136キロの直球に加え、120キロ前半のスライダー、120キロ前半のツーシームはチェンジアップのように変化することもあれば、スクリュー気味に変化もする高度な変化球。春の都大会では常時120キロ~125キロ程度なので、10キロ近くもスピードアップしたことになる。 田代は春の都大会が終わってもジムでトレーニングするなど、冬さながらの体づくりを行った。またコーチから投球フォームの指導を受けた。 「体重移動が良くなりました」と語るように春の時は右足が突っ張り気味だったが、この夏はしっかりと体重が乗り、スムーズな体重移動を実現。再現性の高い投球フォームとなり、いつでも精度の高いストレートを投げ込むことができる。 そして投げては田代が9回を投げて、被安打4、9奪三振、完封勝利。これで3回戦に続き、2試合連続となった。田代は「この夏、1試合1試合ごとにリセットするというテーマで試合をしていて、1試合ごとによくなっている感じがあります」とこの試合の投球に手ごたえを感じている。田代の成長は著しく、球速の成長を比例するようにして、変化球の精度も進化している。現時点では東東京屈指の左腕へ成長しつつあるだろう。 春では投手力に不安があったが、だいぶこの3か月ほどでエースらしくなった。
更新日時:2019.10.31
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