大府が3投手の継投で、逃げ切り3回戦進出

 気温38℃などと言うことがあたり前のように言われている今年の夏。この日の豊田球場も、そんな気温だった。途中選手が脱水症状となって足が攣るなどというアクシデントもあったが、そんな中で両チームの思いのこもったいい投手戦が展開された。

 

 一回戦で完封勝利を挙げた豊橋工科の古川は、この日もいい滑り出しだった。大府の先発背番号11の甲斐も初回は二死から永坂に三塁打を浴びたものの、無難に抑えた。

 

 先制したのは豊橋工科で3回、一死から9番水谷が内野安打で出塁すると、四球もあって一二塁。ここで2番松江が右前へはじき返してこれがタイムリー打となる。豊橋工科はいい形での先生で、さらに四球で満塁としたが、そこは買いが踏ん張って大府は併殺で切り抜けた。結果的には、これで流れが変わる恋位なる。

 

 大府は4回、二死二塁から8番津田が右線へ二塁打して同点となる。

 

 大府は3番手奥平が4回から登板していたが丁寧な投球で4、5、7回を3人ずつで抑えていく。そして、その間に大府は6回、右前打の4番水野をバントで進めると、二死から途中出場の永田舜が羽越へ二塁打してついにリードを奪った。

 

 7回の一死満塁は逃した大府だったが、8回からは1番をつけた大西が登板し、8回は9球すべてがストライクで、豊橋工科の打者は掠ることもなく3人が3球三振。

 

 その裏大府は、豊橋工科の2人目となった遊撃手から登板の永坂に対して9番に入っていた大西が左中間を破る三塁打で四球で出ていた永田舜を帰してダメ押し点となった。

 

 10年前の記念大会に東愛知大会を制して甲子園出場している大府としては、いい形の戦いで次へつながっていくのではないだろうか。