2018年03月26日 知多翔洋グラウンド

知多翔洋vs常滑

2018年春の大会 春季愛知県大会 地区予選 リーグ戦
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「心豊かに速さを磨く」チームモットーを徹底して知多翔洋が快勝



知多翔洋3回、松下君が5点目のホームイン

 知多高校と知多東が統合されて2005(平成17)年に誕生した知多翔洋。総合学科の学校として誕生した。名鉄常滑線の無人駅の寺本駅から2キロ弱のところにある。梅の名所として地元では知られる佐布里池の近くの小高い丘の上の風光明媚なところにある学校だ。まさに、田舎のローカル校という佇まいだが、生徒は2年時からそれぞれ希望するコースに沿って授業を選択できるなどのカリキュラムで人気も上がってきているという。

 そんな学校の野球部で、暑い思いで指導しているのが昨年に就任した伊藤仁監督だ。前任校の半田商では少人数ながら、しっかりとしたチームを作り上げてきていた。自身は、東三河の伝統校成章の出身で、08年のセンバツ出場時には糟谷寛文監督(当時)をサポートしていた。

 現在新3年生11人、新2年生14人という陣容で、部訓としては「至誠魂」を掲げ、「生きた軸を持つ人となる」ことを目指し、野球を通じて人間性を磨いていくことを目指している。そして、チームのモットーとしては「心豊かに速さを磨く」ということで「心の素直さが表れて気持ちが入っていることで本気になれば行動がスピードアップしていく」ということを指導している。

 その知多翔洋は初回、四球とバント安打でチャンスを広げ、3番早川幸輝君の中前打で先制。さらに内野ゴロで一死二三塁として5番早川拓輝君が中前打で2者を帰す。双子の早川兄弟で知多翔洋は3点を先取。まさに、早さを磨いての得点でもあった。

 さらに3回は相手失策と四球、内野安打などで貰った形で2点追加。4回は四球と松下君の右中間三塁打などで2点、5回は2人目の小島君に対して四球押し出しと、またしても松下君のタイムリー打で2点。そして6回も四球からチャンスを貰って、1番竹内颯汰君の二塁打でなおも2点を追加する。こうして、コンスタントに得点を重ねていって、常滑を7番米倉君の左越二塁打で挙げた1点のみに抑えた。

 この大会はエースして予定していた選手が故障で使えないということもあって、初戦は選手の意気が消沈して大敗。しかし、「そんなことは言っていられない」と、発奮していつもは抑えとして考えているという早川拓君を先発起用し、それが功を奏して最後は松下君で締めた。伊藤監督は、「目指す野球に近い形の試合が出来たのではないかと思っています」と、この日の試合に関してはかなり満足していた。

 常滑は、杉山心介君から小島鞠未君とつないだけれども、どちらも制球ら不安を残して四球で走者を出して、ストライクを取りに行っては打たれるというパターンで屈してしまった。

(文=手束 仁

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