伊藤 竜次選手 (豊田工科)

伊藤 竜次

球歴:豊田工科

都道府県:愛知

ポジション:投手

投打:左 / 左

学年:卒業

短評

(観戦レポートから抜粋 2012年5月3日)  準決勝でも強豪・東邦を相手に、サウスポーのエース伊藤 竜次が粘った。左肩を回してオーバースローで投げ込んでくるボールには高さがあり、ストレートは最速で136キロをマークした。それでも本人は「強豪相手だとストレートは通用しない。低目の変化球ならあまり打たれないし、どこで裏をかくかがカギ」。その言葉通り、変化球で相手に的を絞らせないピッチングを展開した。惜しかったのは初回、死球で出した先頭打者をボークで二進させ、自らのワイルドピッチで本塁生還を許してしまったこと。「緊張があったのかな」と振り返りつつ、「ベンチで監督から『勝つ気が見えない。オーラがない』と言われ、気持ちを切り替えた」と、8イニングスで6被安打にとどめた。 伊藤がマウンド上でのたくましさを増したのは、体重増加が理由だと本人も監督も分析する。入学時62キロだったウエイトは、現在75キロ。ひと冬越えて大きくなった。「中学時代は食べても体重が全然増えなかったんですが…」。平松監督は「ピッチャーでも起用している一塁手の櫻庭拓哉と、体重の伸び率を競わせていました。『ライバル』がいたのが良かったのでは」。体重に比例して球速も伸び、入学時は112キロだったが20キロ以上アップした。なお伊藤はバッティングも非凡で、うまく右半身を壁にして体重移動しながら、バットコントロール良く2安打を放った。
更新日時:2012.06.09

1 Comment

  1. くり

    2024-03-18 at 9:36 AM

    選抜頑張れ!!!!!!!

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