千葉黎明vs沼南高柳
千葉黎明が3時間に及ぶ熱戦を制し、コールド勝ち!
千葉黎明対沼南高柳の試合は、チャンスをうまくものにし、集中力が最後まで切れなかった千葉黎明が約3時間の熱戦をコールド勝ちで制した。
1回表、千葉黎明の攻撃。1番主将・佐々木海渡が四球、2番鈴木秀斗が内野安打で出塁し、続く3番柳沢智希。ライトの頭上をライナーで越えるフェンス直撃の2点2塁適時打を放ち先制。さらに内野ゴロの間に3塁へ進み1死3塁。5番境祐太朗の中前適時打で3点目。6番萩原瑞己の右前安打とエラーで4点目。初回から4点のリードを奪う。
さらに4回表に2番鈴木が四球で出塁し、1死2塁。続く3番柳沢が右中間を破る適時二塁打を放ち、1点追加した。
しかし直後の4回裏、ここまで0点に抑えていた千葉黎明守備陣が崩れる。沼南高柳先頭の3番西耕希がエラー、4番石川慎吾が左前安打、5番吉田時渉が内野安打で出塁し、続く6番須貝謙次郎がカットで粘り、四球。押し出しで1点返した。さらに7番長谷賢志の併殺崩れとファーストの捕球ミスにより2点追加。そして2死から9番代打・山崎遥都、1番主将・小野寺啓斗の連続安打で1点返し、1点差にまで追いついた。
そこから千葉黎明ナインに火がついたのか、5回に1点、6回に2点、7回に1点と、じわじわと沼南高柳からリードを奪っていく。そして8回、2死から2番鈴木が死球で出塁すると、3番柳沢が四球となり、続く4番笹木優一の2点左前適時打で2点追加した。その後もエラーが2つ続き、2得点、13点目をあげた。沼南高柳は集中力が切れてしまったのか、いつもならしないであろうミスが続いてしまった。
沼南高柳も4番石川が猛打賞の活躍を見せるも、後続がうまくつながらず、チャンスを逃してしまうことが多かったが、黎明はピッチャーの変わり目にうまく攻め、チャンスをものにしていった。シード校の格の違いというものを見せつけた。
勝利した千葉黎明は19日に4回戦を戦う。
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