News

大阪桐蔭、履正社撃破で大注目・大阪学院大高の快進撃が止まる! 夏の大阪を勝ち抜くための課題とは?【春季近畿大会注目校紹介】

2024.05.27


今坂 幸暉、前川 琉人(大阪学院大高)

この春、知名度を一気に高めた大阪学院大高。春季府大会では、大阪桐蔭履正社の大阪を代表する二強を破って優勝し、プロ注目遊撃手・今坂 幸暉内野手(3年)、このチームを作り上げた辻盛 英一監督など選手、指導スタッフ、指導スタイルが大きくクローズアップされている。注目の近畿大会初戦は須磨翔風に1対3で敗れ、初戦敗退となった。今回は大阪学院大高の戦力、監督、選手たちが語った夏へ向けての課題について紹介していきたい。

鍵を握るプロ注目ショート・今坂の存在。プレーだけではなく、所作にも注目

試合を見ると、打撃、守備ともに今坂が鍵を握っているのは間違いない。守備では軽快な動きを見せるだけではなく、試合中は常に選手たちにポジショニングの確認をしている。また投手への声かけも行っている。前川 琉人投手(3年)は「良いところで声をかけてくれるので、もうひと踏ん張りができる」と信頼を寄せる。打撃では3打数0安打に終わったが、3回表に二死満塁から第2打席を迎え、レフトへ鋭いフライを打った。チャンスの場面に今坂に回せというのがチームの共通認識となっている。

この試合は打線が苦しみ、須磨翔風の本格派右腕・槙野 遥斗投手(3年)の前に1点に終わった。130キロ後半の速球、スライダー、チェンジアップ、カーブの構成に苦しめられ、槙野の同じ球種でも強弱をつけた投球に大阪学院大高は翻弄された。大阪の各校は槙野の投球を参考にするのではないか。今坂は「打てない投手ではなかったのですが、変化球はしっかりとコントロールされていてストライクが取れる投手でした。追い込まれる前に打てる球をファウルしてしまった」と打ち損じていたことを悔やんでいた。夏へ向けて今坂は打撃練習の取り組みの意識を変えていくと語った。
「第1打席で打てなかったのが大きかったです。打撃練習では練習のための練習ではなく、試合を想定した打撃練習をしていきたい。チーム全員の意識を高めていきたい」

選手たちのスイング、体つきを見るとポテンシャルの高さを感じる。あとはいろんなタイプの投手に対応できる技術が甲子園出場の鍵となるだろう。

次のページ:
投手陣スタッフ充実が夏へ向けての課題/
期待の1年生たちが登場。厳しいマークは必要な課程

固定ページ: 1 2 3

この記事の執筆者: 河嶋 宗一

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.07.21

【中国地区ベスト8以上進出校 7・20】米子松蔭が4強、岡山、島根、山口では続々と8強に名乗り、岡山の創志学園は敗退【2024夏の甲子園】

2024.07.21

愛工大名電が今夏3度目のコールド勝ちでV4に前進!長野では甲子園出場37回の名門が敗退【東海・北信越実力校20日の試合結果】

2024.07.21

名将・門馬監督率いる創志学園が3回戦で完敗…2連覇狙う履正社は快勝【近畿・中国実力校20日の試合結果】

2024.07.21

【東北地区ベスト8以上進出校 7・20】青森の決勝は3年前と同カード、岩手、山形でも続々と8強に名乗り【2024夏の甲子園】

2024.07.21

【関東地区ベスト8以上進出校 7・20】神奈川4強が決定、茨城、群馬、栃木、千葉、西東京、東東京で8強に続々名乗り【2024夏の甲子園】

2024.07.20

伊集院の好左腕・新藤、終盤力尽き、鹿児島実に惜敗【24年夏・鹿児島大会】

2024.07.20

枕崎が1時間半遅れの試合でも集中力を発揮!堅守を発揮し、2年連続の8強!【24年夏・鹿児島大会】

2024.07.21

【中国地区ベスト8以上進出校 7・20】米子松蔭が4強、岡山、島根、山口では続々と8強に名乗り、岡山の創志学園は敗退【2024夏の甲子園】

2024.07.20

【夏の逸材123人成績速報】198センチ左腕、世代屈指のスラッガー、大分の県立に現れた150キロ右腕などドラフト候補が大活躍!北海道NO.1左腕がプロ志望を表明

2024.07.21

愛工大名電が今夏3度目のコールド勝ちでV4に前進!長野では甲子園出場37回の名門が敗退【東海・北信越実力校20日の試合結果】

2024.07.08

令和の高校野球の象徴?!SJBで都立江戸川は東東京大会の上位進出を狙う

2024.06.30

明徳義塾・馬淵監督が閉校する母校のために記念試合を企画! 明徳フルメンバーが参加「いつかは母校の指導をしてみたかった」

2024.06.23

大阪桐蔭が名門・日体大に1勝1分け! スター選手たちが快投・豪快弾・猛打賞! スーパー1年生もスタメン出場 【交流試合】

2024.06.23

プロ注目の大阪桐蔭・徳丸が大学生相手に決勝アーチ!直近3週間5本塁打と量産態勢!2年ぶり夏甲子園へ強打者の勢い止まらず!

2024.06.28

元高校球児が動作解析アプリ「ForceSense」をリリース! 自分とプロ選手との比較も可能に!「データの”可視化”だけでなく”活用”を」