【センバツ準決勝】健大高崎と報徳学園が決勝進出！健大高崎は初決勝で群馬県勢69年ぶり、報徳学園は昨年のリベンジ狙う
間木歩（報徳学園）、佐藤龍月（健大高崎）※写真は過去の取材より
第96回選抜高校野球大会は30日、準決勝が行われ、健大高崎（群馬）、報徳学園（兵庫）が決勝に駒を進めた。健大高崎は春夏通じて初決勝。報徳学園は昨年に続き2年連続で決勝に進出した。
第1試合では、健大高崎（群馬）が、昨年秋の明治神宮大会優勝の星稜（石川）を逆転の5対4で下し、春夏通じて初めての決勝進出を果たした。群馬県勢としては1955年の桐生以来、69年ぶりのセンバツ決勝進出。7回に斎藤 銀乃助外野手（3年）、高山 裕次郎内野手（3年）、箱山 遥人捕手（3年）の適時打で3得点して逆転に成功した。
先発の石垣 元気投手（2年）は150キロをマーク。8回からリリーフした佐藤 龍月投手（2年）は2回無安打無失点の投球を見せ、今大会無失点イニングを21回に伸ばした。
第2試合は、報徳学園（兵庫）が中央学院（千葉）との接戦を4対2で制して、昨年に続いて決勝進出を決めた。初回に1点を先制。同点とされた直後の4回裏にセーフティースクイズなどで2点を奪って勝ち越すと、5回にも1点を奪って突き放した。先発の間木 歩投手（3年）は9回途中まで2失点と好投。2番手・今朝丸 裕喜投手（3年）が、最後の打者を打ち取って勝利を手にした。
大会最終日の31日は、健大高崎と報徳学園の決勝が予定されている。健大高崎は初優勝を、報徳学園は2002年以来、22年ぶり3度目の優勝を狙う。
