台湾で開催されている第31回 WBSC U-18ベースボールワールドカップは7日、スーパーラウンドがスタートし、日本は初戦を迎える。
日本は、この日対戦するオープニングラウンドの韓国vsプエルトリコの勝者と対戦するが、再開予定のこの試合は韓国が5対1でリードして開始される。このままいけば、韓国が相手となる。
世界一を狙う日本にとって、スーパーラウンド初戦を必ず取ることが大事になる。スーパーラウンド進出チームで、2勝0敗スタートは台湾のみ。韓国が勝てば、日本、アメリカ、オランダを含め4チームが1勝1敗でスタートすることになるが、スーパーラウンド初戦で負けると自力での決勝進出は厳しくなる。
そのために初戦の先発は登板可能な前田 悠伍投手(大阪桐蔭)ではないか。アメリカ戦では5.2回を投げて8奪三振、無失点。安定感のある前田で勝利すれば、投手運用はやりやすくなる。
スーパーラウンドは日本の試合だけではなく、他国の試合の行方も気になる。7日の19時半に予定されているアメリカvs台湾の一戦は、今後のスーパーラウンドを見据える意味でも注目の一戦になる。台湾が勝利すれば、決勝進出へ向けて大きく前進する。アメリカが勝てば、決勝進出争いはさらに混沌としたものになる。
今大会は台湾のパフォーマンスがずば抜けているが、果たして日本はどんな戦いを見せるのか。