享栄の152キロ左腕がプロ志望届提出、ドラ1級の直球は「石が飛んでくるよう」
2023.09.09

日本高校野球連盟のホームページで7日、享栄(愛知)の最速152キロ左腕・東松 快征投手(3年)がプロ志望届を提出したことが公表された。
最後の夏は準々決勝で愛工大名電の前に敗れ、甲子園への出場は叶わなかった。しかし、最速152キロの直球は、「石が飛んでくる」とチームメートが表現するほどの迫力で、ドラフト1位だと信じざるを得ないほど「圧力」があった。
加えて、スライダーをはじめとした多彩な変化球も投げることができる。4月に開催されたU-18強化合宿にも呼ばれるなど、世代トップクラスの実力を誇る。
ライバル視していた大阪桐蔭(大阪)・前田 悠伍投手(3年)は、U-18代表として、世界の強豪、アメリカ、韓国の強打者を相手に好投を見せている。東松の耳にもライバルの活躍は必ず届いているだろう。その活躍を闘争心に変えて、来るドラフト会議まで研鑽を重ねてほしい。