【神奈川】1回戦 金沢総合VS松陽

金沢総合・玉川が11奪三振の好投、打っては3安打2打点と大暴れ!!
〈神奈川県高校野球秋季県大会:金沢総合10ー3松陽(7回コールド)〉♢9日♢1回戦♢サーティーフォー保土ヶ谷
金沢総合先発の玉川 傑投手(2年)が11奪三振の好投。打っては3安打と2打点を挙げ投打で活躍が光った。
試合は初回から金沢総合のペースだった。
初回、2死二塁から4番・佐古 英明外野手(1年)の二塁打で金沢総合が先制点をもぎ取る。
さらに初回の勢いは収まらず2回に2点、3回に4点と序盤の3回までに7得点と打撃力を見せた。
金沢総合の森監督は「今年の夏は打撃が上手くいかず負けているので新チームになってから打撃中心の練習をしてきた。選手には三振か長打で良いよと伝えている」と語るように金沢総合の打撃には鋭い打球が多く見られた。
先発した玉川は縦に大きく割れるカーブと勢いのある直球のコンビネーションで三振の山を築いていた。森監督も「玉川の投球は素晴らしかった。キャッチャーの久保田も玉川を上手く引き出していた」と久保田のリードを評価した。
4回、5回、6回と松陽が1点ずつ取るも金沢総合は5回に3点を取り10対3で県大会の初戦をいい形で勝利することができた。
金沢総合打線は終わってみると先発全員安打を記録し18安打と打撃も光った。
主将も務める先発の玉川は「自分達の打撃で勝ちたいと思っていたので、打撃の練習ばかりをやっていました。その結果が出て良かったと思っています。ただ、打ってほしい場面で打てなかったので、まだまだ打撃力を改善していきたいと思います」とさらなる打撃力の向上を誓った。
金沢総合は10日の2回戦で武相と対戦する。森監督は「自分達より強い相手なので結果はどうなるか分かりませんが、自分達の野球をして点をとっていきます」と打撃陣のバッティングに期待しているようだった。