まさに夢物語!18年ぶり優勝の阪神のドラ1クリーンアップにタイガースファンが歓喜
2023.09.15

阪神が18年ぶりのセ・リーグ優勝を果たした。昔からの阪神ファンにとっては、夢物語のようなクリーンアップがその快進撃を引っ張ったと言える。
優勝を決めた14日巨人戦のクリーンアップの今季の成績は以下の通り。
3番(右)森下 翔太(22年ドラフト1位・東海大相模出身)打率.248、10本塁打41打点
4番(一)大山 悠輔(16年ドラフト1位・つくば秀英出身)打率.280、14本塁打67打点
5番(三)佐藤 輝明(20年ドラフト1位・仁川学院出身)打率.250、20本塁打78打点
03年、05年の優勝や、それ以降の阪神では移籍組が中心だった。ドラフト1位でクリーンアップが組まれるのはどの球団も描いている青写真だが、和製スラッガーを伸ばすのは本当に難しく、FA組の選手や、実績のある外国人でクリーンアップを組むのが通常のパターンだった。
阪神はドラフトでこうした選手の指名に成功し、育成ができている。さらに、このクリーンアップは大山こそ来年30歳を迎えるが、佐藤は来年25歳、森下は来年24歳と、まだまだこれから伸び盛りの選手が担うなど「夢」も詰まっている。
まさに自前のドラフトで作り上げたチーム。強力クリーンアップに支えられた阪神の「黄金期」到来を予感してしまう。