東恩納 蒼(沖縄尚学)
第105回全国高校野球沖縄大会の抽選会が全国に先駆けて6日に開催される。今年の夏の沖縄大会を彩る注目選手たちを紹介していきたい。
今センバツで2勝を挙げた沖縄尚学は優勝候補に挙がる。そのエース、東恩納 蒼投手(3年)は、完成度の高い投球フォームから威力抜群の140キロ台の直球を繰り出す。変化球も抜群の精度を誇り、今年の沖縄No.1右腕にふさわしい。
打線では、センバツで満塁本塁打を放った仲田 侑仁内野手(3年)が今年の一塁手ではトップレベルの長打力を誇る。知花 慎之助外野手(3年)も走攻守三拍子揃った外野手で、センバツでは捕手だったが、今夏はどのポジションで守ることになるのか。
今春初優勝した日本ウェルネス沖縄の上原 律己投手(3年)は、右サイドから130キロ後半の速球と切れ味鋭い変化球を投げ分ける。ゲームメーク能力が高く、春季九州大会や花巻東(岩手)との招待試合でも好投を見せた。
昨夏甲子園出場の興南は春季大会3回戦で敗れ、夏はノーシード。早い段階で強豪校と対戦する可能性が高い。下級生の時から経験を積んでいる平山 航多投手(3年)の最後の夏の投球に注目だ。
今年の沖縄には好投手が多い。大会を盛り上げる快投を期待したい。
[page_break:沖縄県の注目選手]
東恩納 蒼投手(沖縄尚学=3年)
仲田 侑仁内野手(沖縄尚学=3年)
知花 慎之助外野手(沖縄尚学=3年)
平山 航多投手(興南=3年)
田崎 颯士投手(興南=2年)
上原 律己投手(日本ウェルネス沖縄=3年)
前原 惺凪投手(糸満=3年)
依田 龍斗投手(未来沖縄=3年)
新里 哲弥投手(エナジック=2年)
古波蔵 虹太投手(エナジック=2年)
永山 大地投手(北谷=3年)
新里 竜正投手(宮古=3年)