吉岡 暖(阿南光)、寺地 隆成(明徳義塾)
夏の甲子園である第105回全国高校野球選手権記念大会は8月6日に開幕する。今年も甲子園出場をかけ、全国都道府県の49代表校を決める夏の予選が7月に本格的にスタートするが、6月はその予選の組み合わせ抽選会が続々と行われるシーズンでもある。
四国地区は23日から4日連続で抽選会が予定されている。23日は香川、24日が高知、25日は愛媛、26日は徳島。今年の春季四国大会は高知勢の決勝対決となり、明徳義塾が高知に勝利して4年ぶり12度目の優勝を果たした。ハイレベルの争いが予想される高知をはじめとした今夏の四国4県の抽選日と開幕日および、昨年秋と今年春の優勝校は以下の通り。
【四国】
香川 23日抽選 7月8日開幕
(優勝=秋:英明、春:丸亀城西)
高知 24日抽選 7月15日開幕
(優勝=秋:明徳義塾、春:明徳義塾)
愛媛 25日抽選 7月13日開幕
(優勝=秋:今治西、春:帝京第五)
徳島 26日抽選 7月8日開幕
(優勝=秋:鳴門、春:阿南光)
昨年秋、今年春と連覇を達成した明徳義塾は今夏、2019年からの4大会連続甲子園出場(コロナ禍で中止の20年を除く)を目指すことになる。明徳義塾は2010年から8連覇したが第100回大会だった2018年に連覇が途切れた。その時、決勝で明徳義塾を破って優勝したのは高知商だった。明徳義塾は翌2019年から3大会連続で決勝で高知と対戦して優勝。高知の雪辱はなるのか。
香川では高松商も4大会連続夏甲子園をかける。こちらも英明が過去3大会連続して決勝で高松商の前に敗退。今年こそリベンジなるか。
愛媛では帝京五が、徳島では鳴門がともに連覇に挑む。