東都大学野球秋季リーグ開幕戦は『野球王国』松山・坊っちゃんスタジアムで開催!

中村愛媛県知事、樋越東都大学野球連盟理事長、野志松山市長を中心にしての記念撮影
一般財団法人東都大学野球連盟(以下、東都大学野球連盟)は29日、愛媛県松山市の愛媛県庁で記者会見を開催。2023年9月2日から3日間の日程で「令和5年度プレミアムユニバーシティズ22秋季リーグ開幕戦in松山」と銘打ち、同市内の坊っちゃんスタジアムにおいて秋季リーグ戦を行うことを発表した。
東都大学野球1部リーグの開幕戦地方開催は、今春開幕戦のナゴヤ球場(愛知県名古屋市)を除けば、昨年春の大分県内開催、昨年秋の福島県内開催に続き3度目。四国内での同リーグ開催は1931年の創設以来史上初となる。
会見では樋越勉・東都大学野球連盟理事長。古田悠司、樫山和男・同連盟副理事長、西村忠之・同連盟事務局長に加え、「野球王国えひめ」の行政トップである中村時広・愛媛県知事、野志克仁・松山市長も出席することに。
さらに「タイガース伝説の強打者」景浦將氏の甥である景浦隆男氏(中央大校友会代表)、松山商監督として全国制覇を成し遂げた澤田 勝彦氏(駒澤大世話人)ら野球界のみならず、各界で成功を収めている春季リーグ戦1部6校の校友会代表・世話人も列席。樋越理事長も第一声で「こんなに人が集まってくれて感激した」と発するほどの華やいだ雰囲気の中で会見が行われた。
なお、試合は9月2日9時より6校が集っての開会式を行った後、2日は10時から、3日と4日は9時から、通常リーグと同じく2戦先勝方式で3試合を開催。雨天等で4日までに決着が着かない場合の残り試合は、明治神宮野球場など関東地区で行うことになっている。
昨年は大分県開催で延べ3万5000人、福島県開催でも延べ3万人がスタジアムに集い、大盛況を博した同連盟の地方開幕戦開催。各校応援団、応援指導部も駆けつける中、春の戦国東都を制した青山学院大の最速153キロ右腕・常廣 羽也斗投手(4年=大分舞鶴)を筆頭にハイレベルな選手たちの躍動が、四国地区の野球少年たちを中心に「記憶に残る感動できる開催」(樋越理事長)の強い記憶となることを大いに期待したい。
(取材=寺下 友徳)