春季高校野球大阪府大会は金光大阪が優勝して幕を下ろした。この大会でベスト16に入ると、夏の大阪大会のシード権が与えられる。この目標を達成し、夏も躍進が期待されるのが大阪偕星学園だ。
2015年には大阪代表として夏の甲子園に出場。その後も大会で結果を残していたが、近年は苦しい結果が続いていた。他にも多くの問題に直面し、チーム全体として厳しい時期にあったなかで、今回のシード権獲得は明るい話題である。
チーム改革が大きな転機をもたらした。阪神でプレーした岩田徹氏が2022年に監督に就任。PL学園時代の恩師である中村順司監督に教わった隙のないチームを作るべく、細かなことからやり切れる徹底力でチームを磨き上げてきた。
夏までにはさらに完成度を高め、春以上の成績を残すことができるか。
大阪偕星学園の特集は、高校野球ドットコムの公式Youtube内で配信されている。
(動画を見る)