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ヤクルトのルーキーでは日大豊山出身の右腕がローテーション投手で活躍中

2023.05.22
ヤクルトのルーキーでは日大豊山出身の右腕がローテーション投手で活躍中 | 高校野球ドットコム
東芝時代の吉村貢司

 プロ野球の開幕から1ヶ月半以上が経過。そのなかですでに新人選手たちも1軍で活躍の場を与えられている。各球団の新人たちのここまでを振り返ってみたい。

 セ・リーグ3連覇を目指すヤクルトは昨年のドラフト会議で支配下5人、育成1人の合計6人を指名した。

 ここまでドラフト1位の吉村 貢司郎投手(日大豊山出身)、同3位の澤井 廉外野手(中京大中京出身)、同5位の北村 恵吾内野手(近江高出身)の大卒、社会人の即戦力候補たちが1軍デビューを果たしている。

 開幕前から新人王候補の呼び声も高かった吉村は春季キャンプとオープン戦を順調に消化。しっかりと結果を残し開幕ローテーション入りをつかむと開幕3戦目の先発を任された。その試合では5回2失点と試合を作るも勝ち負けはつかず。以降も、勝ち星がつかない展開が続いたが、自身5試合目の登板となった4月30日の阪神戦(神宮)でプロ初勝利をマークすると、次戦でも白星を挙げ2連勝。ここまで7試合の登板で2勝1敗、防御率4.54と先発ローテーションを支えている。

 パワフルな打撃が売りの澤井は5月11日に初めて1軍に昇格。代打として3打席に立つも快音は響かず5月17日に登録を抹消された。1軍では結果を残すことはできていないが、2軍では26試合の出場で打率.284(81打数23安打)、4本塁打、OPS.916と好成績。このまま打撃面でアピールを続けることが再昇格への近道となる。

 北村は5月6日に1軍昇格するも1試合の出場にとどまりノーヒット。10日に登録を抹消された。1軍ではヒットを放つことができていないが、2軍では打率.214(117打数25安打)、6本塁打、OPS.681と一発の魅力を発揮している。澤井同様に長打力で1軍昇格を目指す。

 高卒ルーキーの西村 瑠伊斗内野手(京都外大西出身)と坂本 拓己投手(知内出身)はここまで1軍での出場はない。

【新人の1軍成績】

<支配下>
1位:吉村 貢司郎(日大豊山→国学院大→東芝/投手)
7試合(35.2回)2勝1敗 防御率4.54

2位:西村 瑠伊斗(京都外大西 高/外野手)
出場なし

3位:澤井 廉(中京大中京→中京大/外野手)
3試合 打率.000(3打数0安打) 0本 0打点

4位:坂本 拓己(知内 高/投手)
出場なし

5位:北村 恵吾(近江高→中央大/内野手)
1試合 打率.000(1打数0安打) 0本 0打点

※成績は5月21日現在

(記事=勝田 聡

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