日本が韓国に勝利して17年以来の3位 生盛-川原の必勝リレーで韓国を2点に封じる【韓国戦 スタメン一覧】

生盛亜勇太(興南)※写真はオープニングラウンドより
メンバー一覧
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米国・フロリダで行われている第30回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ。最後とのなる韓国との3位決定戦は生盛 亜勇太 (興南)が先発投手に起用された。
150キロを計測する剛速球を軸に未だ失点がなく、防御率0.00を記録する抜群の安定感が光ってきた生盛。3位決定戦でも同様の結果をもたらすことができるか。
試合は初回の攻防が終わり、日本が1点リードしている。
【日本】
1番(左)浅野 翔吾(高松商)
2番(右)黒田 義信 (九州国際大付)
3番(捕)松尾 汐恩 (大阪桐蔭)
4番(一)内海 優太(広島広陵)
5番(指)渡部 海(智辯和歌山)
6番(遊)光弘 帆高(履正社)
7番(三)伊藤 櫂人(大阪桐蔭)
8番(二)藤森 康淳 (天理)
9番(中)海老根 優大(大阪桐蔭)
先発・生盛 亜勇太 (興南)
【韓国】
1番(中)ジョン・ジュンヨン
2番(二)ムン・ヒョンビン
3番(一)キム・ミンスク
4番(左)パク・ハンヨル
5番(捕)キム・ドンホン
6番(指)キム・ボムソク
7番(三)ジョン・デソン
8番(遊)パク・テワン
9番(右)キム・ヨンフ
先発・ファン・ジュンソ
【1回表】
1番浅野はレフトフライになるも、2番黒田、3番松尾の連打で1死一、三塁としたところで4番内海のタイムリーで先制。その後、5番渡部、6番光弘は続くことできず、1点どまり。
【1回裏】
1番ジョン・ジュンヨン、2番ムン・ヒョンビンに連続四球などで1死二、三塁のピンチを迎える。しかし4番パク・ハンヨルと5番キム・ドンホンを抑え、ピンチを脱する。
【2回表】
7番伊藤はヒットで出塁。8番藤森は送りバントを失敗したが、9番海老根がヒットで一、三塁。1番浅野は四球を選び満塁のチャンス。2番黒田も四球を選んで押し出しで2点目を奪う。3番松尾は左中間への2点タイムリーで4対0と韓国を突き放す。なおも4番内海が四球を選んで1死満塁。5番渡部もタイムリーを放ち、6対0と大量リード。6番光弘、7番伊藤が倒れたが、一挙5得点を記録。
【2回裏】
三者凡退に抑え、流れを日本に引き寄せる。
【3回表】
8番藤森は三振も、9番海老根が内野安打で出塁。1番浅野は滞空時間の長いセンターフライ。2番黒田も空振り三振に喫する。
【3回裏】
三者凡退に抑える好投を続ける。
【4回表】
3番松尾がレフトへのヒットと相手守備のミスで一気に二塁へ。4番内海が内野ゴロに倒れるも1死三塁を作るが、5番・渡部、6番光弘が連続三振に倒れる。
【4回裏】
3番キム・ミンスクにヒット、4番パク・ハンヨルを内野ゴロに抑えて1死二塁。ここで5番キム・ドンホンに一発を許し、6対2とされる。6番キム・ボムソクを三振に抑えるも、7番ジョン・デソンがヒットで出塁。再びランナーを背負うも、126キロのスライダーで8番パク・テワンを三振に抑える。
【5回表】
7番伊藤のライト前、8番藤森の送りバントで1死二塁を作る。9番海老根は一塁手ファールフライ。1番浅野もレフトフェンス手前まで運ぶも、韓国の好守に阻まれ、無得点。
【5回裏】
2番手で川原投手がマウンドへ。9番キム・ヨンフをヒットで出すも、後続を打ち取り、流れを渡さない。
【6回表】
三者凡退に終わる。
【6回裏】
140キロ前後の速球を軸に三者凡退に抑える好投。
【7回表】
5番渡部がレフトへの二塁打で出塁。6番光弘はバントファールフライ、7番伊藤は内野ゴロで2死三塁を作る。8番藤森は三振に倒れ、チャンスを生かせず。
【7回裏】
テンポよくアウトを重ね、最後は低めの変化球を振らせて空振り三振。清宮幸太郎内野手らが出場した2017年大会以来の3位入賞を決めた。