News

二松学舎大附が3季連続出場を果たした夏の東東京大会ベスト16の顔ぶれ

2022.08.24
二松学舎大附が3季連続出場を果たした夏の東東京大会ベスト16の顔ぶれ | 高校野球ドットコム
優勝した二松学舎大附

 第104回全国高等学校野球選手権大会東東京大会は二松学舎大附日体大荏原を5-1で下し3季連続の甲子園出場を果たした。今回は夏の東東京大会のベスト16を振り返る。

優勝:二松学舎大附
準優勝:日体大荏原
4強:都立城東帝京
8強:関東第一都立小山台堀越都立文京
16強:共栄学園東京東京成徳大高都立高島立志舎東海大高輪台葛飾野錦城学園

 甲子園でも2勝を挙げた二松学舎大附の強さが光った。決勝を含む全6試合で序盤に先取点を挙げ、投手陣も一度もリードを許すことなく試合を優位に進めた。1番・親富祖 凪人外野手や3番・瀬谷 大夢外野手といった昨夏から主力だった選手がチームを引っ張り、また全試合で盗塁を記録するなど積極的な走塁も目立った。秋、春と決勝で涙を呑んできただけに最高の結果となった。

 惜しくも決勝で敗れた日体大荏原は46年ぶりの甲子園出場こそならなかったが、東亜学園都立城東といった甲子園出場経験のある学校に勝利した。1年生・吉田 健汰投手や2年生・石井 祥太投手などこの経験を糧とし、新チームにも期待したい。

 4強は都立の名門・都立城東と私立の強豪・帝京だった。都立城東は準々決勝で春季大会優勝の関東第一を撃破するなど強さを見せた。チームを引っ張ったのはエース・峯岸 叶投手。今大会は序盤から東東京の有力校との試合が続き、序盤こそ失点が多かったが徐々に安定感を増し、関東第一戦では9回、被安打7、失点1の好投を見せた。

 帝京は準決勝で二松学舎大附を相手に4-7で敗戦したものの東東京の強豪としてふさわしい試合が多く、準決勝まで合計4試合すべてコールド勝ちと充実した戦力が武器だった。特に2年生・高橋 蒼人投手や1年生の西崎 桔平投手は今大会でも登板機会が多く、この秋も活躍に期待したい。

 8強には関東第一堀越都立小山台都立文京といった学校が名を連ねた。4強まで駒を進めた都立城東を含め、今大会では3校の都立校が8強入り。私立優勢の勢力図も近年変わり始めている。

 16強には共栄学園東京東京成徳大高都立高島立志舎東海大高輪台葛飾野錦城学園といった顔ぶれだった。

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2023.12.06

【大学野球卒業生進路一覧】 2023年の大学野球を盛り上げた4年生たちの進路は?

2023.12.06

九鬼隆平DeNA移籍に高校野球ファンが湧く「'16年U-18バッテリー」復活なるか!?

2023.12.06

決意の中日移籍・中田翔、ドラ1同期の現役組は残りわずか

2023.12.06

【2024年度大学野球新体制一覧】注目大学の野球部主将・新体制はどうなったか?

2023.12.06

【龍谷大・卒業生進路】履正社の5番で甲子園優勝・内倉は日本製鐵広畑へ! 15人が野球継続

2023.12.04

【トレーニング特集】目指せ冬場のレベルアップ! 編集部オススメ10の方法!

2023.12.02

【一覧】2023年 プロ野球 引退・退団・戦力外選手リスト

2023.12.02

ドラフト3球団競合・高橋純平が引退!2015年ドラ1たち「8年後の明暗」、 メジャーリーガーからスカウト、軟式に転向した選手など多種多様

2023.12.03

センバツ21世紀枠推薦校予想】九州は全国屈指の進学校か連合チームか、困難極める選考に

2023.12.06

【大学野球卒業生進路一覧】 2023年の大学野球を盛り上げた4年生たちの進路は?

2023.12.04

【トレーニング特集】目指せ冬場のレベルアップ! 編集部オススメ10の方法!

2023.11.11

決勝は国分中央VS神村学園

2023.11.12

2度の指名漏れ 悔しさをぶつけた久保田拓真の3ラン!パナソニックが快勝!<社会人日本選手権>

2023.12.02

【一覧】2023年 プロ野球 引退・退団・戦力外選手リスト

2023.11.14

大学準硬式が生んだ剛腕・道崎亮太、甲子園で圧倒的な投球を見せて、拓けるか「プロへの扉」<大学準硬式甲子園大会開幕>